大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年08月04日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・ユーヌス章及びビザンチン章において述べておられる。
「誠に、夜と昼との交替、また、アッラーが天と地の間に創られるあらゆるものの中には、主を畏れる者への印がある。」(10章 6節)
「・・・アッラーが天と地、その間のあらゆるものを創造なされたのは、唯、真理のため。・・・」(30章 8節)
至高のアッラーは、宇宙が画像で見られる書物のように創造された。良く観察しようとする人がいつでも見られるようにそのページは、開かれている。観察者は、創造のすばらしさと、出来栄えが完全であることに思いを寄せ感動する。至高の御方は、柱は無いというのに天をかかげておられ、人々を創造について深く考えてみるようと誘いかける。アッラーは、クルアーン・巡礼章において述べておられる。
「おまえたちは、アッラーが七つの天を如何にして、一層、また、一層と創られたかを考えてみなかったのか。」「また、月をその中の明りとされ、太陽を(燃える)灯明となされたかを。」(71章 15–16節)
昼夜の交代があることについては、物事を考察しようとする人々にとっての魅惑と驚きがそこにはある。
アッラーは、クルアーン・アル・ヒジル章において述べておられる。
「また、われは、大地を延べ広げて、山々をその上に堅固に据えつけた。そこで、あらゆるものを、調和があるように生育させる。」(15章 19節)
その調和を保ち、環境を保持してゆく責任が人間には、課されているのであり、資源や貴重な財を大事にしながら使い保全してゆかなければならない。アッラーは、恵である各種の資源や収穫物を御用意され、各地に行き渡るようになされる。アッラーは、雨を降らせ、各種収穫物を広く実らせられる。
アッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。
「その御方は、それでお前たちのために、穀類とオリーブとナツメヤシとブドウその他各種の果物を育てられる。誠に、この中には、反省する者たちへの種々の印がある。」(16章 11節)
さて、アッラーは、人々に人間の創造についてよく考えてみなさいと言っておられるのであるが、実は、アッラーは、人間を最も完全で美しい姿に創られたのである。
アッラーは、クルアーン・アル・無花果章において述べておられる。
「誠に、われは、人間を最も美しい姿に創った。」(95章 4節)
その上、アッラーは、クルアーン・信者たち章において述べておられる。
「それからわれは、その精滴を一つの血の塊に創り、次に、その塊から肉塊を創り、次いで、その肉塊から骨を創り、次に、肉でその骨を覆い、それから、一つの生命体に創り上げた。ああ、何と素晴しいアッラー、最も優れた創造者であられる。」(23章 14節)
次には、人種による姿や肌色の違い、言葉の違いがあることについて考えてみようではないか。
アッラーは、クルアーン・ビザンチン章において述べておられる。
「また、その御方が、諸天と大地を創造なされ、お前たちの言語と、肌色を様々異なったものとされているのは、その御方からの印の一つである。誠に、その中には、知識ある者への印がある。」(30章 22節)
信者たちよ。アッラーの創造の偉大さや御印に現れている奇跡的な点について考えてみなさい。人間が存在する理由と、アッラーが我々に課されている努力とは何なのかを考えてみようではないか。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。あなたさまの創造のすばらしさを知り、努力すべきことを果たす信者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
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礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm