大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年12月01日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一者であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・夜章において述べておられる。
「それで施しをなし、主を畏れる者、」「また、この上なく良いことを行う者には、」「 われは(この上ない幸福への道を)容易にしよう。」(92章 5–7節)
預言者さまSAWは、次のことを奨励しておられる。恵まれない人に手を差し伸べる輪を広げ、困難を軽減し、痛みを和らげ、日々の生活に喜びを与えてあげること。預言者さまSAWは、述べておられる。「他人に良くする人をアッラーは、とても好まれる。また、ムスリムの困りごとを解決してあげ、借金を代わりに払ってあげ、空腹を満たしてあげるといった行為をアッラーは、この上なく御好きであられる。」 そして、アッラーは、御自身の寛大さを特徴づけるため、また、他のしもべたちが良くあるようにするための適所に配置された何人ものしもべを持ってたられる。アッラーは、それらのしもべに寛大さと優しさを授けるので、彼らは優しく、その優しさによって他のしもべたちに良いものを届ける。預言者さまSAWは、述べておられる。「必要以上のものを得た者は、足りてない人に分けてあげるがよい。食べ物が有り余っている者は、なくて困っておる人に分けてあげなければならない。」 誰もが、アッラーから授けられたもののおすそ分けをすべきである。即ち、財産を得た者は、その財産から分け与え、知識を得た者は、その知識から分け与え、また、健康に恵まれた者は、働きにより人助けをすべきものである。アッラーは、人に優しくした者に対し報償を御用意しておられ、行いによっては、報償を何倍にもして下され、楽園に入るという栄誉を与えて下される。
アッラーは、クルアーン・鉄章において述べておられる。
「施しをする男と施しをする女とに、アッラーに良い貸付けをする者には、その御方は、それを倍になされ、(その他に)気前のよい報償を授けられるであろう。」(57章 18節)
優しさというものは、繁った樹木のようなものであり、張り出した枝が心地よい日陰を作る葉のように、優しさが人を守り、親切によって人の困りごとという重荷を取り除いてあげるものである。ほほえみや喜びを誘い、悲しみやあきらめを除去してしまうが故に、良く育った樹木というものに例えるのである。それ故、そうしたことのために、何かの行動を起こそうではないか。優しさの恩恵を受けた者は、優しくしてくれた人に感謝し、気前の良い計らいに感謝し、そして、優しさを示してくれた人の幸せをアッラーに祈願すべきである。
アッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。
「彼らの財産から施しを受け取らせるのは、あなた(ムハムマド)が、彼らをそれで清めて罪の消滅をさせ、また、彼らのために祈るためである。誠に、あなたの祈りは、彼らへの安らぎである。・・・」(9章 103節)
預言者さまSAWは、述べておられる。「のどが渇いている人に水をさし上げること、空腹の人に食べ物をさし上げることは、この上なく良い優しい人助けの行いである。」
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。困っている人に対し親切にする優しい人であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。何時でもあなたさまを顧みて感謝し、満足を知る者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
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礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm