奉仕活動に参加し、奉仕活動のために努力しようではないか
投稿 : 2024年02月03日 (土)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約

(20240202日)

 

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

 

信者たちよ。アッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。

「誠に、アッラーは、主を畏れる者、善い行いをする者と共におられる。」(16章 128節)

預言者さまSAWは、水を井戸から汲み上げ、住民の入れ物に注ぎ分配することを進んで行っている人々のところへやってきて言われた。「良いことをしているのだから、この人助けを続けるが良い。」 そして、預言者さまSAWは、「(私が手伝うこで人が沢山集まり)迷惑とならないようならば、私が井戸へ降りて行くので、ここに(祝福にあふれた自らの肩を指し、水をくみ上げるための)ロープをかけようではないか。」と言われた。

このハディースによって、預言者さまSAWは、お手本を示され、奉仕活動によってアッラーに御恵みと報償を期待できるので、それへの参加を呼び掛けておられる。奉仕活動は、報償に値し、人の喜びと感謝、さらには、アッラーの御悦びへと誘う。アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「・・・進んで良い行いをする者に対し、誠に、アッラーは、御悦びであられ御認め下される。」(2章 158節)

奉仕活動は、人を助けて役に立つという気持ちの表れであり、それに係わる集団や人々に有用なものをもたらす。奉仕の気持ちと活動は、預言者さまSAWの教友たちのものであり、遅れをとらず、アッラーが与えて下さったあらゆるものを地域の奉仕のために役立てた。奉仕活動は、当時の女性によっても行われ。医療や施療を学んだ女性は、優れた技量により人々の役に立ったのである。

アッラーは、クルアーン・食卓章において述べておられる。

「・・・人の生命を救う者は、全人類の生命を救ったのと同じである。・・・」(5章 32節)

 

信者たちよ。アッラーの御使いSAWは、人々が歩いている道路に落ちている、とげのある枝を拾い取り片づける人のことについて述べておられる。アブー・フライラRAは、アッラーの使徒SAWが次のように語ったとし伝えている。「道路を歩いていて、とげのある木の枝を道の真ん中に見付けた人が、それを脇に除いた。すると、アッラーは、その人をほめ讃え、その人の罪を御赦しになられた。」 そうした心がけによって誰もが、良い行いができるのであり、誰もが、そのようなことで地域社会に貢献できるのである。それ故、男とか、女とか言わずに、奉仕の精神によって、今すぐにも良いことを行おうではないか。それが、アッラーに御近づきになり、報償を得る道につながるのである。アッラーの故に、奉仕活動に努める者は、最前列で集団礼拝を行う者に似通っているのであり、アッラーに近く、報償に近いのである。それらの者たちは、アッラーの御悦びを得る者であり、人々か

 

らは、その努力が認められ、喜びと感謝を得られるだろう。奉仕活動に参加し、奉仕活動のために努力し、人々を助けようではないか。

 

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

 

アッラーよ。奉仕活動に参加し、奉仕活動のために努力する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ。健全で敬虔な心を養う信仰行為に励む者であるように、御導き下さい。

アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、何時でもあなたさまを顧みて感謝し、満足を知る者であるように御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

 

 

 

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