大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2024年02月16日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・悔悟章及びビザンチン章において述べておられる。
「その御方こそは、一個の魂(アーダム)からお前たちを創られた御方であられる。・・・」(7章 189節)
「また、その御方がお前たち自身から、お前たちのために配偶を創られたのは、その御方の御印の一つである。お前たちは、配偶者によって安らぎを得るよう(になされ)、お前たちの間に愛と情けの念を植え付けられる。・・・」(30章 21節)
この章節により、配偶者からは、慰めが得られるものであり、それで、親愛の気持ち、情けの感情、同情と愛情を持っての生活ができることが語られている。配偶者間の安心感というものは、創造物の間で求めることができる安心感の最高のものである。それは、アッラーからの愛の御印である。また、この安心感は、家庭の幸福感と満足感を大きくし、それに伴って、配偶者相互が互いの価値を見い出し、敬意が生じる。そして、互いの努力に対して感謝の気持ちが沸き、献身的、犠牲的な行いに気づくものである。配偶者は共に、相手の性格の良い面に気づき、互いに寛容となり、そうした関係性が成功へとつながる基盤となるのである。預言者さまSAWは、「人々の中で最良の人とは、家族、配偶者にとって最良の人のことである。」と述べられた。家庭での安心感が十分であれば、両親は、子供の育成に熱心で責任を持つものであり、子供にできるだけ最善の機会を与えようと努力し、それに対して子供たちは、両親を尊敬し敬うということとなる。
アッラーは、クルアーン・蜘蛛章において述べておられる。
「われは、人間に、両親に対して親切にするよう命じた。・・・」(29章 8節)
両親への大きな感謝の気持ちは、やがて、アッラーへの感謝の気持ちへとなってゆくだろう。
アッラーは、クルアーン・蟻章において述べておられる。
「・・・『主よ。私(スライマーン)と両親に与えられた恩恵に感謝する者にして下さい。・・・』」(27章 19節)
アッラーよ。家族たちの愛と安心感を大きなものにしてください。私たちの集団も、そのようにしてください。満足と幸福感があり、そして、子供たちに御加護がありますように。
信者たちよ。誠に、家庭での安心感というものは、配偶者間の相互理解、対話、係わり方に依存しているものであり、愛情を基盤とした互いの相談をもとにして、それは、作り上げられる。そういう家庭の子供たちは、そうした特性を学び、推し進める。アッラーよ。安心感が各々の心に、そして、我々の集団にも実現して下さい。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。安心感のある良い家庭を保つことができる者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。健全で敬虔な心を養う信仰行為に励む者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、何時でもあなたさまを顧みて感謝し、満足を知る者であるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
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礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm