大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年02月03日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。私たち信仰する者は、アッラーがあられ、天使が、アッラーの書が、アッラーの使徒たちが、終末の日が、良い悪いはともかく運命があることを信じる。そして、私たち信仰する者は、アッラーが主であられることを、イスラームが私たちの宗教であることを喜びとする。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一の御方であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・夜章において述べておられる。
「施しをし、主を畏れる者、」「また、この上ない良いものを信じる者に、」「われは(楽園の至福への道を)容易にしよう。」(92章 5–7節)
イスラームを心から受け入れる者には、アッラーは、楽園へ近づく爲の善行を容易に行うようにして下されるということである。アブー・ザッルは、アッラーが次のように命じたお言葉を預言者SAWから聞いたとして伝えている。「わがしもべよ。たとえ、お前らの最初の者であったにせよ、最後の者であったにせよ、また、人類の全てであったとしてもジンの全てであったとしても、また、彼らが同じ地平に立ってわれに(何かを)乞うたとしても、われには、全ての人にそれぞれの求めるものを与えよう。仮に、そうしたとしても、われが所有するものは減ずることはない。それをたとえてみれば、海に一本の針を落とした変化にも及ばない。」 アッラーは、無限の慈悲心により、無限の手の内のものから、乞う者全てに、一斉に求めてきたとしても与えられるということを意味している。そして、海という言葉でアッラーの手の内のものは無限であり、針という言葉で与えるものは微小であるということを意味している。アッラーは、広大な慈悲心と気前の良さによって創造をなされた。アッラーが全能であられるが故の創造であり、聡明であられるが故に創造物の全てに与えられ、良く導かれ、良くあるように図られる。アッラーは、クルアーン・ターハー章において述べておられる。
「彼(ムーサー)は、言った。『私たちの主こそは、万有を創造し、一人一人に(容姿や能力その他を)与えられ、更に、導きを与える方である。』 」(20章 50節)
信者たちよ。至高のアッラーが人々に与えられるもの一つには、健康というものがある。また、生きる糧を地の果てまで広い範囲に御用意下さっている。アッラーは、クルアーン・夜の旅章において述べておられる。
「全ての者に、これらの者にも、あれらの者にも、われは、お前の主の賜り物を広く授ける。お前の主の賜り物には限界はないのである。 」(17章 20節)
至高のアッラーは、呼びかけ求める者には、存分に与えられる。アブー・フライラは、伝えている。アッラーの
御使いSAWは、「われらの主は、毎夜、未だその三分の一が残っている頃に(天界から)下界の空まで降臨される。そして 『われは、われに祈願する者には、応えるであろう。われに求める者には与えるであろう。われに許しを乞う者には許すであろう。』と仰せになる。」と述べられた。アッラーがしもべに与えられる賜り物の中には、良い性質というものある。信者たちは、良い性質を得ようと努力すれば、生活の糧が得られるように、良い性質を確実に得ることができるだろう。その結果、高潔で寛大な性質を身に着け、自分を高めることとなる。そして、貧乏を恐れず施しをなされた預言者さまSAWを見習い、主に献身する者となるだろう。アッラーの御使いSAWは、「自分を避ける者と仲良くし、邪魔する者に与え、意地悪する者を許しなさい。」と述べられた。与えることを人生の目的とし、親戚に、社会に、国に奉仕しようではないか。誠に、人間というものは、存在することを与えられたのであり、そのこと自体が慈悲の賜物であり、この上ない幸運なことである。そして、アッラーを愛し、アッラーの故に献身する者は、楽園に入れて頂き、終わりのない恵みにより永遠の幸福に浸るだろう。アッラーは、クルアーン・消息章において述べておられる。
「これらは、お前たちの主からの報償、賜り物の決算である。」(78章 36節)
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。あなたさまの創造について思いめぐらし、あなたさまに献身する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAWを愛し、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン
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礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm