大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年11月24日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一者であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・戦利品章において述べておられる。
「信仰する者よ。もし、お前たちがアッラーを畏れるならば、その御方は、お前たちを識別なされ、お前たちの諸悪を消滅し赦して下される。誠に、アッラーは、偉大な恩恵の主であられる。」(8章 29節)
さて、アッラーを畏れる者は、アッラーに祈願することだろう。アッラーへの祈願は、信仰行為の中でも大事なもので、報償に値するものである。預言者さまSAWは、述べておられる。「祈願(ドゥアー)は、その行為そのものが、信仰行為である。」 そう述べられた後、預言者さまSAWは、クルアーン・ガーフィル章の、以下の節を読誦なされた。
「・・・主は、仰せられる。『われに祈りなさい。われは、お前たちに応えるだろう。』・・・」(40章 60節)
そして、アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「われのしもべたちがわれについて、そなた(ムハムマド)に問う時、(言ってあげなさい。)『われは、誠に、(しもべたちの)近くにいる。われに祈る時には、その祈願に応える。』・・・」(2章 186節)
預言者さまSAWは、ファジュル礼拝を済ませると、『アッラーよ。有用な知識と良い食べ物を御授けください。受け入れていただける行いができますように。』と、その日の祈願を始められた。
信者たちよ。誠に、アッラーへの祈願には、信者にとって有意義なものがあり、行うほどにアッラーへの信心が深まるものである。預言者さまSAWは、述べておられる。「アッラーは、祈願するのをこの上なく御悦びになられる。」 アッラーに祈願の呼びかけを行う信者は、アッラーの御悦びを得るだろう。楽園の扉は、アッラーに祈願する信者の爲に開かれており、また、そうした信者は、大きな困難から守られている。即ち、信仰篤い信者とは、心にいつでも祈願を行う思いがあり、天と地を支配する主であられるアッラーを畏れ、信頼を持ち続ける者である。預言者さまSAWは、述べておられる。「祈願に応えていただけると確信し、アッラーに祈願しなさい。心のこもらない祈願には、アッラーは、御応え下さらないことを知りなさい。」 信者たちは、祈願に御応えいただける最良の時を選び祈願すべきである。その時とは、平伏礼の時、夜半の後半、アザーンとイカーマの間の時間である。また、祈願の始めには、アッラーを讃え、預言者さまSAWの祝福と平安を願うべきである。そして、それに続けて、自分のこと、家族のこと、両親のこと、職場などのこと、地域のこと、信者たちの集団のことなどについて祈願するが良い。だが、忘れては
ならないことがある。現世よりも来世が大事なのであるから、来世での幸せと成功を祈願することを忘れ
てはならない。
アッラーは、クルアーン・雌牛章及びイムラーン家章において述べておられる。
「・・・人びとの中には(祈って)、『主よ、現世で私たちに幸いを下さいますように。』と言う者がある。だが、彼らは、来世における分けまえを得られないであろう。」(2章 200節)
「・・・誰でも現世の報奨を求める者には、われは、これを与え、また、来世の報奨を求める者にも、われは、それを与える。・・・」(3章 145節)
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。正しく祈願し、あなたさまの御悦びを得、祈願に御応え頂ける者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。何時でもあなたさまを顧みて感謝し、満足を知る者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
Donation :)
All our activities are supported by generous donations from people. Donate for a good reason and help the community in Japan
礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm