大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年09月01日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーをしっかりと心から思い、敬神の念を高めてアッラーを畏れなさい。
アッラーは、クルアーン・部族連合章及び婦人章において述べておられる。
「信仰する者よ。アッラーを畏れなさい。(常に)実直な言葉でものを言いなさい。」「・・・アッラーとその使徒に従う者は、確かに偉大な幸福を成就する者である。」(33章 70–71節)
「お前たちは、礼拝を終えたならば、アッラーを唱念〔ズィクル〕しなさい。・・・」(4章 103節)
後者のこの章節は、戦闘の合間に礼拝をし、その後、アッラーを思うことについてのものである。ましてや、平和な時には、礼拝を終えたならば、直ぐにも心を込めて言葉によってアッラーを思っていることを表明すべきである。礼拝の直後は、アッラーへの思いを表明する最適は時である。アッラーの御使いSAWは、礼拝を終えた時、アスタグフィルアッラー(私は、アッラーに御赦しを請います)を三度述べてアッラーに御赦しを請い、そして、次に、「おおアッラー。あなたさまは、平安であり、平安は、あなたさまからやってくる。あなたさまは、栄光と栄誉の主として自ら尊くおわします。」と述べられた。また、義務の礼拝を終えた後にアッラーを思い、アッラーを讃え、現世ご利益のみならず、来世の幸せを御願いすることは大事である。そして、その他にも、アッラーを思い唱える言葉がある。アブー・フライラは、伝えている。アッラーの御使いSAWは、次のように言われた。「アッラーの他に神はなく、唯一者にしてそのおかたには、比べ得る何者もいない。主権は、アッラーにあり、讃美すべきは、そのおかたのみ。アッラーは、万能な御方であられる。」 また、預言者さまは、次のように言われた。「アッラーは、天使たちに、『どこから来たのか。』と問われる。天使たちは、『私たちは、地上のあなたさまのしもべらの所から来ました。彼らは、スブバーナッラー!と唱えてあなたさまを讃美し、アッラーフ・アクバル!と唱えてあなたさまの偉大さを讃え、ラーイラーハ・イッラッラー!と唱えて、あなたさまの唯一性を証言し、アルハムド・リッラー!と唱えてあなたさまを賞讃しています。また、あなたさまに懇願もしておりました。』とお答えする。それに対しアッラーは、『われは、彼らを許し、彼らの懇願するものを与え、彼らが願っていることに対し加護を与えるであろう。』と言われる。」 次には、義務の各礼拝を終えたら、クルアーン最後の三つの章「純正章」「黎明章」「人々章」を唱えることが推奨されている。アブー・ダルダーウは、伝えている。アッラーの御使いは、「『言え、そのおかたは、アッラー。唯一なる御方であられる。・・・』(クルアーン・純正章 112章)は、クルアーンの三分の一に相当する内容をもつものである。」と述べられた。 即ち、
クルアーンには、唯一の神の信仰、イスラーム聖法、人格教育が解かれているが、アル・イフラース(純正章)には、その三つの基本的知識の中の一つである神の唯一性の信仰が述べられているからである。次には、ウクバ・ビン・アーミルは、伝えている。アッラーの御使いは、「私が今まで全く知らなかった、すばらしい数節の啓示があった。それらは「御加護を求め願う」二つの章である。」と言われた。 即ち、その二つの章とは、「黎明章」と「人々章」である。 これら三つの章には、とても大事な内容が秘められているのである。更に、アッラーは、クルアーン・胸を広げる章において述べておられる。
「それで(務めを終え)楽になったら、更に、励み、」「(一生懸命)お前の主に傾倒(賛美、祈願)するがいい。」(94章 7–8節)
務めとは、仕事であり、義務の礼拝であるとも言われ、励みとは、夜半の礼拝のことともいわれている。預言者さまSAWは、「義務の礼拝の後の祈願、夜の遅い時間の祈願は、受け入れられるだろう。」と述べられた。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。あなたさまを思いズィクルを忘れない者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
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礼拝時刻 金曜礼拝とフトバ
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm