悔悟しアッラーの御許に帰るということ
投稿 : 2022年12月26日 (月)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約

(2022年1223日)

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一者であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。

信者たちよ。アッラーは、クルアーン・カーフ章において述べておられる。

「主を畏れる者には、楽園が近づいてくる。直ぐ近くに。」「これは、悔悟して常に(アッラーに)帰り、(主の教えを)守る全ての者のために約束されたものであり、」「目に見えない慈悲深き御方を畏れ、心の底から悔悟して(主に)帰った者たちのため(のものである)。」(50章 31–33節)

心からの悔悟は、自分自身がもっともっと主に従い、その結果、御側に近づく手段となり、主に対して謙虚であることの証拠であり、主に対して従順になることで主の御悦びを沢山得る手段となる。

アッラーは、クルアーン・集団章において述べておられる。

「お前たちは、懲罰が来る前に、主に悔悟して帰り、その御方に服従、帰依しなさい。その(懲罰がやって来た)後では、お前たちは、助からない。」(39章 54節)

心からの悔悟を行うというのは、信者に立派な特性が備わった証拠であり、諸預言者には、その特性が備わっていた。教友の一人アガッル・ムサニーは、伝えている。アッラーの御使いSAW は、言われた。「私の心には、或る種のかげりがある。私は、日に100回、アッラーに許しを願っている。」 また、心からの悔悟をすることに加えて、クルアーンを読誦し、意味を考え理解することは大事である。そうして、アッラーの創造について考え理解し、創造のすばらしさを知った上でアッラーを賛美することもまた大事である。

アッラーは、クルアーン・カーフ章において述べておられる。

「彼らは、頭上の天を見ないのか。われが如何にそれを創造し、如何にそれを飾ったか。そして、それには、少しの傷もないと言うのに。」「また、われは、大地をうち広げ、その上に山々を据え、様々の種類の美しいもの(草木)を生い茂らせる。」「(それらは、)悔悟して、(主の御許に)返る全てのしもべが、よく観察すべきことであり、教訓である。」(50章 6–8節)

主に心から悔悟する信者は、立派な人物となり、立派な行いに励むものである。親孝行であり、家族に優しく、夫婦仲が良く、子供を良く育て、向上の為に自制し、他人に寛容で慈悲深い。

アッラーは、クルアーン・雷電章において述べておられる。

「・・・誠に、アッラーは、御好みの者を迷うに任せ、悔悟してかれに帰る者を導かれる。」(13章 27節)

悔悟することは、アッラーを畏れ敬虔な信者となる為の扉であり、それによって、成功者となって楽園へと導かれ、楽園の入り口で歓迎し招かれることとなるのである。

アッラーは、クルアーン・カーフ章において述べておられる。

「目に見えない慈悲深き御方を畏れ、心の底から悔悟して(主に)帰った者たちのため(のものである)。」「平安な気持ちでお入りなさい。これは、永遠の日である。」「そこには、彼らのために欲しいものは、何でもあり、また、わが許からの追加があるだろう。」(50章 33–35節)

幾度となく繰り返しアッラーに悔悟し、そして、アッラーに御近づきになろうではないか。

アッラーは、クルアーン・ガーフィル章において述べておられる。

「・・・だが、悔悟して(主に)帰る者だけは、教えを受け入れる。」(40章 13節)

 

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ。悔悟し、あなたさまの教えを理解し実行し、敬虔な信者となるように御導き下さい。

アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAWを愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ。預言者ムハムマドSAW をお手本として従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ。仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

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