大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2022年12月30日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一者であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、あらゆるものを創造された。そして、一度死んだものを生き返させる。その御方は、なそうとすることを、そのとおりになされ、そのとおりに支配される。アッラーを畏れなさい。アッラーの御前に立つ終末の日を恐れなさい。その御方の厳しい懲罰を恐れなさい。現世に定められた刻限、即ち、「終末の日」の到来は、近付いている。その刻限は、間もなくである。来世への歩みの終わりは、すぐそこにきている。アッラーは、クルアーン・ムハムマド章において述べておられる。
「彼ら(真理を嘘呼ばわりする者たち)は、その時(終末の日)が自分たちの許を突然襲うのを待っているだけなのか。その予兆は、確かに到来しているというのに。それが来た時、彼らの知識は、どのように役立つのか。」(47章 18節)
数々の予兆というものは、預言者さまSAWのスンナ(言行録)で語られているではないか。それらは、真理を嘘呼ばわりする者たちも、受け取らざるを得ないものである。それらは、御印に基づいた確かなものだからである。
御印の中で、確かに見えるものとしては、最後の預言者であり御使いであるムハムマドSAWを遣わされたこと、そして、創造物に対する主からの教えイスラームを整え伝えられたということがある。アッラーは、それイスラームを終末の日の兆候が出始めたときにもたらされた。終末の日の前には、ひどい無知が横行し、正しい知識は遠ざけられ、善行は少なくなり、次々に大きな災難が降りかかる。災難に見舞われる人々は、これでおしまいだと嘆く。一つの災難が収まると、次の災難に見舞われる。信者たちは、「これが終末というものか。」と言う。墓の脇を通りかかった者は、墓の方がましだと考えるようになる。人々の心は、意地汚く貧しくなり、人殺しが増え、なぜ殺すのかも分からずに人を殺し、殺された者は、なぜ殺されたのか分からないということとなる。人を惑わすとんでもない時がやって来る。嘘つきが信用され、正しいことが嘘呼ばわりされる。反逆者が正義の人とみなされ、正義の人は、反逆者とみなされる。無知なものが、社会の在り方を論じる。信用、信頼は失われ、政治は、それに値しない者が支配する。知識というものは、取るに足らないものとなってしまう。時間の過ぎるのが早いものとなり、一年は一週間のように感じる。宗教が重要でなくなり、人々が知識から遠ざかる時、偽救世主ダッジャールが出現する。終末の日に備え、ダッジャールの災いが及ばないようにアッラーに御願いし、自分を守る為に信仰心を強くするように心がけようではないか。
信者たちよ。アッラーを畏れなさい。アッラーに従順でありなさい。アッラーの教えに従わないということがあ
ってはならない。終末を知らせるトランペットが吹かれるのを聞いて怯え、各自の行いの記録帳が開かれ、楽園
へ渡る橋が引き上げられる時のことを想像してみなさい。自分がしでかした悪事の数々が並べ立てられ、楽園が近くにあることは感じられるものの、火嶽の炎が巻き起こす轟音を耳にする時のことを想像してみなさい。行いについての尋問の時が迫り、自分の身体の部分、即ち、足や手、口などが行いについて証言し、行いの記録が示される時のことを想像してみなさい。助けを得られる期待はもう存在せず、強烈な処罰が迫っている時のことを想像してみなさい。それ故、悔悟するのが間に合う内に急いで行動を起こしなさい。アッラーは、悔悟する者を御赦し下さるだろう。誠に、アッラーの御約束は、確かである。アッラーを思いなさい。アッラーの御恵みに感謝しなさい。アッラーを思うことは、何よりも大事であることを知りなさい。アッラーは、各人が行うことを全て御存知であられるのであるから。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。終末の日が近付いていることを意識し、悔悟し敬虔な信者となるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAWを愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。預言者ムハムマドSAW をお手本として従い、イスラームの教えを守る者に、して下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン
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