大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年03月10日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。私たち信仰する者は、アッラーがあられ、天使が、アッラーの書が、アッラーの使徒たちが、終末の日が、良い悪いはともかく運命があることを信じる。そして、私たち信仰する者は、アッラーが主であられることを、イスラームが私たちの宗教であることを喜びとする。アッラーは、比べ得る何ものもない唯一の御方であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーの使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・詩人たち章において述べておられる。
「アッラーを畏れ、 私(イブラーヒーム)に従いなさい。」「あなたたちが知る限りのものを、授けられる御方を畏れなさい。」(26章 132–132節)
この章節は、イブラーヒムが偶像崇拝を止めてアッラーを崇拝しなさいと述べたことの引用である。アッラーの御使いSAWは、ミンバル(説教壇)に立ち述べられた。「主に御赦しと幸せとを求めなさい。確かなもの、即ちイスラームを受け入れたら、きっと、確かな幸せが得られる。」 アーフィヤーという言葉は、身体、感情、精神、心といったあらゆる面を含めての総合的な満たされた幸せな状態を求めることを意味する言葉であるが、身体と心の両方に揃って満足を得られて初めて健康、健全という。健全な心とか、大きな恵みについて話をすることがあるが、心というのは、信仰や教えを受け入れるところであり、心に明かりが灯った後には、アッラーを心から崇拝するこようになる。アッラーの御使いSAWが最良の人物について教友から問われ、「心が清純で、誠実な話をする人たちです。」と答えられた。そこで、教友の一人が、「心が清純な人物とはどういうことですか。」と尋ねた。御使いSAWは、「悪事、不公平、恨む気持ち、ねたみの心、そうしたものの無い純真無垢な心のことである。」と答えられた。アッラーは、クルアーン・詩人たち章において述べておられる。
「その日、財宝も息子たちも役に立ちません。」「ただ、汚れのない心を、アッラーに捧げる者だけは別ですが。」(26章 88-89節)
この章節もまた、イブラーヒムが語ったことの引用である。心が健全であることが大事であり、そこからの理性と知性によって天と地の真理について深く考えようとするのである。そうした人物は、主を信じる者であり、現世と来世の為に自分の生き方を改めようとする。そして、そうした人物は、健全な知性を保持し、役立つ知識を身に付け、真理の探究を深めようと目指す。それ故、知性にとって害となるあらゆるものから自分を守らなければならないのであり、デジタル世界に潜んでいる害から自分を守ろうと気をつかう。心無いゲームや心や記憶の破壊の原因となるものにのめり込まないように慎重であらねばならない。危険をはらむデジタルの道具の破壊力にはすさまじいものがあり、子供が閉じこもって長時間遊ぶことで家族や社会から離れ、精神的な病状を発症しむしばまれる。身体の健全さには、適度な身体的な活動が必要であり、その結果、身体と心の健全さを向上させるのであり、信仰がしっかりした調和のある人間を生むこととなる。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。健全な身体と心を養い信仰がしっかりした調和ある者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAWを愛し、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン
Donation :)
All our activities are supported by generous donations from people. Donate for a good reason and help the community in Japan
Prayer Timings
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm