大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約
(2023年08月25日)
あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・家畜章において述べておられる。
「だが、これ(クルアーン)は、われが下した祝福された啓典である。それ故、これに従い、お前たちの義務を尽くしなさい。きっと、お前は、慈悲に浴するであろう。」(6章 155節)
良いものを役立てるようと聞き入れる人々に対し、アッラーは、良い教えを下された。
アッラーは、クルアーン・集団章において述べておられる。
「・・・わがしもべたちに吉報を伝えなさい。」「御言葉を聞いて、その中の最も良いところに従う者たちに。これらは、アッラーが導かれた者であり、これらこそ、思慮ある者たちである。」(39章 17–18節)
人々が受け取るとても良い教えというものは、人々が現世と来世において、それによって最良のものが得られることにつながるものである。来世での良いものとは、楽園のことである。預言者さまSAWは、述べておられる。「最良の教えは、アッラーの書である。」 さて、アッラーは、教えに従いなさいと命じておられる。
アッラーは、クルアーン・集団章において述べておられる。
「・・・主からお前たちに下された、この上なく良い道に従いなさい。」(39章 55節)
主の教えに耳を傾け、その良いところに従う信者について、アッラーは、彼らの良い行いを受け入れ、最良の報償を用意していると述べておられる。アッラーは、クルアーン・蜜蜂章及び雌牛章において述べておられる。
「男でも女でも、誰でも良い行いをする敬虔な信者ならば、われは、きっと幸せな生活を送らせるであろう。そして、われは、彼らが行った最も優れたものによって報償を与える。」(16章 97節)
「礼拝の務めを守り、定めの喜捨をしなさい。・・・」(2章 110節)
アッラーの御命令を十分に理解する信者は、形だけの礼拝を行うのではなく、礼拝を全うするという言葉があるように、形が整い、心がこもった最善の礼拝を行うものである。そうして、そのような信者は、助けを必要とする人々に温かく接し素早く手助けを行う。また、平安であるようにという挨拶を受けたら、同等か、それ以上の挨拶を返す。アッラーは、クルアーン・家畜章において述べておられる。
「挨拶された時は、もっとていねいな挨拶をするか、または、同様の挨拶を返しなさい。」(4章 86節)
次に、アッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。
「・・・おまえたちが耐え忍ぶならば、そのことは、耐え忍ぶ者にとって最も良いことである。」(16章 79節)
敬虔な信者は、色々な場面においてサブル(忍耐)することを心得ているので、迷惑を及ぼす相手を許す心構えが常にできており、それ故、いかなる時にも心穏やかで寛容である。
アッラーは、クルアーン・フッスィラ章において述べておられる。
「善と悪とは、同じではない。(悪をしかけられても)一層の善行をもって悪を追い払いなさい。そうすれば、敵意ある者でも、親しい友のようになるだろう。」(41章 34節)
敬虔な信者は、悪を仕掛けてくる者に対して最善の手立てで対応し、主の御悦びと、創造物からの信頼を勝ち取るものである。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。あなたさまの教えを受け入れ守る敬虔な信者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
Donation :)
All our activities are supported by generous donations from people. Donate for a good reason and help the community in Japan
Prayer Timings
First Jumma Khutbah: 11:50 am
Second Jumma Khutbah: 12:30 pm
Last Jumma Khutbah: 13:00 pm