金曜日合同礼拝についての心得

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年7月27日)
―― 金曜日合同礼拝についての心得 ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。アッラーが深い思慮によって、イスラーム集団の導きの為に最良の日を選ばれた。
アッラーは、クルアーン雌牛章において述べておられる。
「啓典の民の内の不信心者と多神教徒は、主から人々に善いことが下るのを決して喜ばない。だが、アッラーは、御心の適う者に、特別な慈悲をかけられる。アッラーは、偉大な恩恵の主であられる。」(2章 105節)
預言者さまSAWは、述べておられる。「ユダヤ教徒とキリスト教徒とは、聖なる教典を我々以前に授けられ、我々は彼等の後にそれを授けられた。我々は最後(の教典の民)ではあるが、復活の日には、最初に楽園に入る民となるであろう。ユダヤ教徒とキリスト教徒とは、先の啓典に対して異論を唱えたのである。だが、アッラーは、異論をさしおかれて、我々を真理に従い御導きなされた。アッラーは、我々を金曜日に御導き下さった。その日金曜日は、我々の為の日であり、その翌日は、ユダヤ教徒、更にその翌日は、キリスト教徒の日である。」 更に、アッラーの御使いSAWは、述べておられる。「我々以前の民について、アッラーは、大切な日を金曜日から他の日へと移された。それで、ユダヤ教徒達には土曜日が、キリスト教徒達には日曜日が礼拝の日として定められた。アッラーは、我々には金曜日をお定め下された。こうして、礼拝の日は、金曜、土曜、日曜の順に置かれたのである。復活の日には、ユダヤ教徒とキリスト教徒とは、我々に続くであろう。我々は、世界の民族の中で、最後の啓典の民ではあるが、復活の日は、それら諸民族の中で最初に審判されて、楽園に入る者となるだろう。」 また、アッラーの御使いSAWは、述べておられる。「最も徳の高い日は、金曜日である。その日にアーダムは、創造され、そして、その日に亡くなった。また、その日にラッパが吹かれ、人々は驚くこととなる。」

信者たちよ。預言者さまSAWは、金曜日を徳の高い日として尊重なされた。金曜日を迎え、金曜合同礼拝に向かう者の心構えと、金曜日の徳に係わる知識としては、以下のものである。
1.預言者さまSAWは、金曜日の早朝の礼拝では、最初のラカートでは、「アリフ・ラーム・ミーム。この啓典の啓示は…」・・・(アッ・サジダ章32章)を、次のラカートでは、「人間には(人間)と呼ぶことも出来ない時期があったではないか。」・・・(人間章76章)を、時には朗誦されていたそうである。
2.「金曜日の昼と夜には、私SAWの為に祈りなさい。」と、預言者さまSAWは、述べておられる。
3.金曜合同礼拝は、イスラームの義務的行為と、ムスリムたちが集まる行事の中でも最も大切なものである。アッラーは、これを無視する者を御導きなされない。
4.この日のグスル(全身の清め)は、強く義務付けられたものである。
5.香水をつけることは、大事なたしなみであり、この日香水をつけるのは、特に好まれる。
6.シワク(歯磨き棒)で歯を磨くことは、大事なたしなみであり、この日には、念入りに歯を磨きなさい。
7.金曜合同礼拝には、早めに出掛けなさい。
8.イマームがホトバを始めるまで、アッラーを思い、懇願し、クルアーンを読誦する事に没頭しなさい。
9.ホトバを聞くことは義務である。傾聴しようとしないのは、悪魔の行いであり、報酬より遠ざかるだろう。預言者さまSAWは、述べておられる。「ホトバの最中に隣人に、『傾聴しなさい。』と言ったとすれば、それは不必要なことをしたことになる。」 即ち、ホトバを傾聴することは極めて大事なことで、たとえ、話をしている人があっても声を出してそれを注意してはならない。その時は、声を出さずにしぐさで注意を喚起すしなさい。
10.預言者さまSAWは、述べておられる。「金曜合同礼拝で洞窟章18章を読む者は、足下から天上まで登る光によって祝福され、これは、終末の日にはその者の為の光となるだろう。」
11.金曜合同礼拝では、預言者さまSAWは、合同礼拝章62章と偽善者たち章63章、ないし、至高者章87章と圧倒的事態章88章を読まれたと伝えられている。
12.金曜日は、徳の高い日であり、ムスリムにとっては、お祝い事の日にふさわしい。
13.金曜合同礼拝の為にムスリムたちは、良い服を着るのが好ましい。預言者さまSAWは、述べておられる。「金曜日の沐浴を行い、香水を持っているならそれをつけ、良い服を着て、マスジドに着くまで静かに歩みを進め、マスジドに着いたら2ラカートの礼拝を行うがよい。人に迷惑になるような振る舞いをすることなく、イマームの説教を傾聴し、イマームに従い礼拝を行うなら、次の金曜日までに犯す過ちは赦されるであろう。」
14.金曜日に旅行中の者は、金曜合同礼拝に参加する余裕がある限りは、礼拝に加わりなさい。
15. 金曜日の昼間、マディナのマスジドは、香気で満たされた。金曜日にはマスジドで香を焚くのが好ましい。
16.金曜合同礼拝に従った者には、断食斎戒し、良い行いの為に徹夜をしたと同じだけの報酬があるだろう。
17.金曜合同礼拝へ参加する者は、次の金曜日までの過ちが赦され、墓場での懲罰は、なされない。
18.火獄の炎は、金曜日を除けば、いつでも強烈に燃え盛っている。
19.金曜日には、アッラーは、願い事をするムスリムの願いを叶えて下される。
20.金曜日は、人々が集まり、ホトバを傾聴するという、金曜日に限った特別なものがある。
21.金曜日のサダカは、他の日のサダカに優る。
22.楽園において金曜日には、信仰心篤い者は、アッラーの御許をお訪ねし、アッラーにまみえるだろう。
23.アッラーは、金曜日を一週の中の最良の日として選ばれた。ラマダーン月の最良の日としてライラトゥルカドゥルを選ばれた様に。また、創造物の中で最良の者としてムハムマドSAWを選ばれた様に。
24.任意の断食についてであるが、金曜日だけを選んで、その日だけに断食することは望ましくない。

信者たちよ。以上、金曜日と金曜合同礼拝について述べたが、次には、ホトバについである。
1.ホトバには、アッラーを讃える言葉、イスラームの柱についての教え、また、イスラームの戒律、礼儀作法などの好ましいことと禁じられていることについての教えが含まれていなければならない。預言者さまSAWは、述べておられる。「アッラーが正しく導かれた者には、その者を間違って導くものは存在せず、邪道に導かれた者には、正しく導くものが無かったのである。最も良い事については、アッラーの書に記されている。」 また、預言者さまSAWは、ホトバの最初に「アッラーの外に神は無い」と述べ、そして、「本題に入ろうではないか。」と言われという。そして必要があれば、ホトバの途中であっても、教友に命令や禁止を伝え、一度は、ホトバの途中にマスジドに入って来た者に、2ラカートの礼拝を命じられた。
2.ホトバには、宗教や世俗の生活に関わるムスリムにとって役立つ事柄が含まれていなければならない。アッラーは、慈悲によって人々をイスラームに導かれ、また、導きの為に敬愛すべき預言者SAWを遣わされたことや、アッラーの御悦びと御怒りと懲罰、そして火獄についての警告が語られるべきものである。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、金曜合同礼拝にしっかりした心構えをもって臨む者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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