礼拝にとってタシャッフドは大切である

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年4月27日)
―― 礼拝にとってタシャッフドは大切である ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。至高のアッラーの御命令に従い日々の生活を送りなさいと教えられていることを心に留めなさい。
アッラーは、クルアーン・識別章において述べておられる。
「そして、『主よ、心の慰めとなる妻と子孫を私たちに授けられ、主を畏れる者の模範にして下さい。』と(祈って)言う者。」「これらの者は、その耐え忍んだことにより、高い階位の住まいによって(楽園の中で)報われよう。またそこで歓迎と挨拶の言葉をもって迎えられよう。」(25章 74–75節)

信者たちよ。タシャッフド、即ち、礼拝の座位において、アッラーを称え、御使いSAWに祝福と平安があるように祈願し、信仰告白を行う行為があるということは、イスラームの優れている点の一つであり、その行為には、多くの徳がある。それ故、預言者さまSAWは、教友たち(平安を)に、クルアーンを教え、そして、タシャッフドをしっかりと唱えるように教えられた。アッラーは、クルアーン・イムラーン家章において述べておられる。
「誠、アッラーは、信者たちに豊かに恵みを授けられ、人々の中から一人の使徒を選び啓示を読誦させ、人々を清め、そして、啓典と英知を教えられた。・・・」(3章 164節)
礼拝で2ラカアの後のタシャッフドは、至高のアッラーの御前にあって唱え始める深い意味が込められた挨拶であるから、謙虚に服従の思いを込めて唱えるが宜しい。なお、礼拝については、全ての言葉をアラビア語で唱えるのであるから、当然ながら、タシャッフドは、アラビア語で唱えるが、その意味は、以下のとおりである。

崇拝、礼賛、神聖の極みであられるアッラーを称えます。
おお、御使いよ。あなたに平安と、アッラーの恩恵、祝福がありますように。
私たち皆に、アッラーに誠実なしもべに平安がありますように。
私は、アッラーの他に崇拝する何ものもないと証言します。
また、私は、ムハムマドが、アッラーのしもべであり使徒であると証言します。

アッラーは、御自分について、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「・・・その御方の玉座は、全ての天と地を覆って広がり、この二つを守って、疲れも覚えられない。アッラーは、至高にして至大であられる。」(2章 255節)
礼拝は、そして、タシャッフドは、至高のアッラーの御側にありたいと願い行い唱えるのであり、全てをアッラーに御任せしようという思いの現われである。アッラーは、クルアーン・家畜章において述べておられる。
「(祈って)言うがいい。『私の礼拝と奉仕、私の生と死は、万有の主、アッラーの為である。』」(6章 162節)
タシャッフドは、至高のアッラーが御悦びになられる良い言葉である。そして、良い言葉は、述べた者の位階を高める。アッラーは、クルアーン・創造者章において述べておられる。
「・・・(一切の)良い言葉は、その御方の許に登って行き、正しい行いはそれを高める。・・・」(35章 10節)
良い言葉、良い行いのみをアッラーは、受け入れられる。

信者たちよ。預言者ムハムマドSAWは、信者たちが預言者ムハムマドSAWご自身の平安を願い、アッラーの恩恵と祝福がもたらされるように願いなさいと教えられた。それ故、信者たちは、タシャッフドにおいてそれを行う。そして、信者たちは、教えに従いタシャッフドにおいて、信者たち皆の平安を願うのである。そして、預言者ムハムマドSAWは、礼拝と礼拝に引き続いての祈願について、次のように述べておられる。「礼拝を行い、祈願を行うに際しては、アッラーの偉大さを述べ、アッラーを褒め称えることから始めなさい。次に、アッラーの恩恵と祝福が預言者さまSAWに授かるように願いなさい。その後、自分の願い事を祈願しなさい。」 願い事については、種々の教えがあるが、アッラーは、クルアーン・ヌーフ章において述べておられる。
「主よ、私と私の両親を御赦し下さい。また、信者として私の家に入る者、また、信仰する男と信仰する女たちを御赦し下さい。・・・」(71章 28節)
タシャッフドにおいて、「私たち皆に、アッラーに誠実なしもべに平安がありますように。」と祈願するということは、人々を気遣い、皆に平安をもたらすという大切な行為である。

信者たちよ。タシャッフドは、アッラーを称える良い言葉で始まり、信仰告白という良い言葉で終わる。心から信仰告白を行うならば、火獄の火から守られ、楽園に入るという、最良の結末を授けられるであろう。預言者ムハムマドSAWは、次のように述べておられる。「誰でも、心から信仰告白、『 私は、アッラーの他に崇拝する何ものもないと証言します。また、私は、ムハムマドが、アッラーのしもべであり使徒であると証言します。』を唱える者を、アッラーは、火獄の火から守って下される。」 そして、タシャッフドにおいて、「私は、アッラーの他に崇拝する何ものもないと証言します。」を唱える際には、右ひざの上に右手を置き、人差し指をキブラに向けて差出すが良い。それによって、アッラーは、唯一であられるということを表明するのである。

タシャッフドを唱え終え、タスリーム(礼拝を終える挨拶)を唱える間に、唱えるべき祈願の言葉があるが、それの意味は以下のとおりである。

アッラーよ。ムハムマドとその後継者に御恵みを御与えください。
あなたさまがイブラーヒムとその後継者に御恵みを御与えのように。
誠、あなたさまは、讃美すべき荘厳な方です。
アッラーよ。ムハムマドとその後継者を御加護ください。
あなたさまがイブラーヒムとその後継者を御加護なされたように。
誠、あなたさまは、讃美すべき荘厳な方です。

これを唱えた後、各自の思いに従って色々な祈願の言葉を唱え、最後に、タスリーム(礼拝を終える挨拶)を唱え礼拝を終了しなさい。なお、次のクルアーンの章節にある通り、預言者SAWに思いを寄せて、預言者SAWを祝福し、最大の敬意を払って挨拶することが大事なことであることを常に忘れずにいなさい。
アッラーは、クルアーン・部族連合章において述べておられる。
「誠、アッラーと天使たちは、預言者を祝福する。信仰する者たちよ。お前たちは、預言者を祝福し、(最大の)敬意を払って挨拶しなさい。」(33章 56節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ。タシャッフドの大切さを知り、タシャッフドをしっかりと唱える者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ。イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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