大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年4月6日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年4月6日)
―― 敬神の念と、ラマダーン月への備え ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信信者たちよ。至高のアッラーを心に留め、アッラーを畏れなさい。アッラーの御力と誇らしさを知る者は、アッラーを畏れ、アッラーを畏れる敬虔な人々は、安心と誇りを自分のものとする。
アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「・・・旅の準備をしなさい。だが、最も優れた準備は、篤信の念である。お前たち思慮ある者よ、われを畏れなさい。」(2章 197節)
これは、巡礼を意図した者の旅支度について述べたものであるが、持ち物や着る物といった、物の準備よりも、アッラーを畏れるという敬神の念をしっかり持つという心の準備こそ大事であるということである。
アッラーは、人々の行いを受け入れる条件として敬神の念を設けられた。
アッラーは、クルアーン・食卓章において述べておられる。
「・・・アッラーは、ひたすら、主を畏れる者だけを受け入れられる。」(5章 27節)
我々は、敬神の念を持つことで過ちが赦され、報酬を約束されている。そのことを、アッラーは、クルアーン・離婚章において述べておられる。
「・・・アッラーを畏れる者には、その御方は、その諸悪を払われ、その者に対する報酬を増大されるであろう。」(65章 5節)
敬神の念をしっかり持ち、敬虔で善良な者は、現世でも来世でも高位の者として扱われる。
アッラーは、クルアーン・物語章において述べておられる。
「来世の住まいとは、このようなもの。われは、地上において威張りちらしたりせず、悪を行わない者に、これを授ける。善果は、主を畏れる者にある。」(28章 83節)

信者たちよ。さて、素晴らしい月、ラマダーン月が、間もなくやって来る。アッラーが、人々に、その一ヶ月間の間、断食斎戒をしなさいと命じておられる月である。断食斎戒を行うことを通して人々は、敬虔さ、善良さ、アッラーを思う気持ち、アッラーを畏れる心を深めてゆくことだろう。即ち、断食斎戒の目的とするところは、敬神の念を深めることにあるのであって、人々の敬神の念は、アッラーを畏れる気持ちに現れる。それは、アッラーの教えに従い行動し、少しでも来世に備えることである。
アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「信仰する者よ。お前たち以前の者に定められたように、お前たちに断食斎戒が定められた。きっと、お前たちは、主を畏れるであろう。」(2章 183節)
ラマダーン月は、楽園の扉は開け放たれ、火獄の扉は閉鎖されている月である。誰もが、ラマダーン月を、教えをしっかりと守る月としなさい。自分自身が良い行いを沢山行う競争の月としなさい。自分の心を浄化する月としなさい。自分の心が、主にもっともっと近付く月としなさい。預言者ムハムマドSAWは、報酬が得られることを疑わず敬虔な気持ちでラマダーン月の断食斎戒に臨む者は、以前に犯した悪事が赦されるだろうと述べられた。

信者たちよ。ラマダーン月を迎えるに当たって留意する事柄がある。アブー・フライラは、伝えている。「 アッラーのみ使いSAWは、『あなた方は、ラマダーン月に先んじて一日あるいは二日も前から断食を行ってはならない。だが、習慣として、常々それを行っている者は、それを行うがよい。』と申された。」  また、アブー・フライラは伝えている アッラーのみ使いSAWは、「あなた方は、新月を見た時は断食をせよ。そして(次の月の)新月を見たら断食を止めよ。もし曇天で(それが明らかでない場合は)30日間断食をせよ。」と申された。断食開始の新月を見るというのは、シャーバン月29日の日没に新月が見られるかどうかを確認しなさいという意味である。見えたら、その日がラマダーン月1日である。見えなければ、翌日に持ち越される。従って、新月を見ようとせずに、見込みで断食斎戒を開始することは違反である。そして、預言者ムハムマドSAWは、「二週の金曜日の間と、二回のラマダーン月の間の日々五回の礼拝は、その間に犯した悪事を、大罪でない限り、ぬぐい消してくれる。」と述べられた。更に、預言者ムハムマドSAWは、「アッラーの道の為に一日の断食斎戒する者について、アッラーは、その者の顔を、七十年間に亘って火獄から遠ざけて下される。」と述べられた。

ラマダーン月の断食斎戒を行わないこと、ないし、中止することについて四つの事柄がある。
1番目は、断食斎戒するのが差し障りとなる病気の場合。礼拝を短縮するのを許されている旅行中。これは、断食を行わなくてよい二つの事柄であるが、後に、その分の断食斎戒を行うこと。但し、この二つの事柄の場合であっても、断食斎戒を行いたければ行っても差し支えなく、その断食斎戒は有効である。
2番目は、月経中の女性と、お産に伴う出血がある女性。飲食を絶って断食斎戒を行ったとしても有効ではない。
後に、その分の断食斎戒を行うこと。
3番目は、妊娠中ないしい、授乳をしているお母さん。断食斎戒することが自分の健康や乳児の健康に影響ありそうならば、断食斎戒を控える。後に、その分の断食斎戒を行うこと。更に、日数分貧者に施しをすること。
4番目は、断食斎戒中に、無効にするような間違いを犯すこと。この中には、夫婦の交わりを行うことが含まれる。一名の奴隷を解放すること。それができなければ、二か月間連続で断食斎戒を行うこと。困難ならば、60名の貧者に食事を供すること。貧しくてそれも出来ないならば、放免される。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ。敬神の念を強く持つ者であるように御導き下さい。
アッラーよ。ラマダーン月を十分な準備をもって迎え、断食斎戒を全うできる者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ。イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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