大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月23日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月23日)
―― 魔術や占いに心を奪われるな ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。我々は、どんな時にも、神の御力の許にあり、神の御心に従って生きているものであることを知ろうではないか。アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「お前たちは、アッラーに帰される日の為に(アッラーを)畏れなさい。その日、各自が稼いだ分に対し清算され、誰も不当に扱われることはない。」(2章 281節)

信者たちよ。至高のアッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「彼ら(ユダヤ人)は、悪魔たちがスライマーンの王権について、(偽って)述べることに従った。スライマーンは、不信心ではなかったが、悪魔たちは、不信心だったので、人々に魔術を教えた。・・・」(2章 102節)
これに係わることを、預言者ムハムマドSAWは、次のように述べておられる。「次の者たちは、我々ムスリムの仲間ではない。何事かについて、いまわしい予言を行う者、予言者(占い師)に見てもらう者、魔術を生業とする者らである。魔術(魔除けなどを行うこと)を信じる者は、預言者ムハムマドSAWへ下された神からの啓示を信じようとしない者に違いないのである。」 魔術と運勢判断(占い)を行うことは、予言することを生業とすることである。そして、予言というものは、いかにも神秘的なものであり、人間の心身をもてあそび、とりこにすることを目的とし、運命というものに係わろうとするものである。魔術を学び、魔術を行うことは、地獄の住人になることを運命づけられるいまわしい悪事である。預言者ムハムマドSAWは、「七つの害悪を避けなさい。」と言っておられるが、その一つが黒魔術を含む魔術を行うということである。

信者たちよ。魔術は、秘策で偽装されたひどい病にも相当するものであると言える。それは、邪教信仰と嘘に満ちた世界であり、嘘、不正、不公平によって特徴づけられている。一度、その魔力に取りつかれて、離れられないならば、地獄行きであることは疑いない。魔術ないし妖術は、現世でも来世でも不幸の原因を作る。それ故に、それを生業とする者は、天国に入ることはない。そのことについて、預言者ムハムマドSAWは、「大酒飲みと魔術を信じる者で、天国に入る者はいない。」と述べておられる。黒魔術を行うことは、信仰心を失う原因となる。なぜなら、黒魔術は、不可知な事柄を探求しようという欲求に基づくからである。というのは、不可知な事柄、即ち幽玄界を御存知であられるのはアッラーのみであり、アッラーの独占的な事柄だからである。この不可知な事柄を知りたいという願望、その願望の故に、弱い人たちが魔術師の許を訪ね、ないし、予言者に頼る。こうしたことであるから、そんなことに関わる者たちは、真実から遠ざかってゆくのである。
アッラーは、クルアーン・蟻章において述べておられる。
「言ってやるがいい。『幽玄界を知るものは、天地の間でアッラーの外にはないのである。』 また、彼ら(人間も天使も)は、いつ甦らされるか感知出来ない。」(27章 65節)
或る者は、幸福になることや、あり得ない欲求を満たす為に魔術を求めようとする。こうすることで、そのような人たちは、単なる幻覚に支配されるのである。

信者たちよ。次には、以上とは別な欲求の抱く者たちのことである。他人の平穏な生活を掻き乱し、惨めな生活に落ちる原因を作り、他人を困らせることを望む者たちである。至高なるアッラーは、こうした者たちに着目なされ、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「・・・夫と妻の間を引き離す術を学んだ。・・・」(2章 102節)
即ち、家庭を崩壊させたり、親しい者の間を引き裂くような大きな損傷の原因を作る魔術である。だが、こうした術を魔術師が使ったとしても、至高のアッラーは、それらを暴き、陰謀を無効にすると言明なされる。
アッラーは、クルアーン・ユーヌス章において述べておられる。
「・・・お前たちがやって見せたのは、魔術である。アッラーは直ぐそれを無力になされる。・・・」(10章 81節)
アッラーは、彼らに恥をかかせ、それが彼らを失敗させる原因となると言明なされる。
アッラーは、クルアーン・ターハー章において述べておられる。
「・・・魔術師は、どこから来たとしても、(何事も)成功しない。」(20章 69節)

信者たちよ。魔術師というものは、道徳心なく、悪徳で、失敗者であることに留意しなさい。優しい心を全く持ち合わせず、人を困らせずにおられず、悪魔の気まぐれに乗ってしまう者たちである。現世においても来世においても失敗者なのである。それ故、魔術師は幸福から見放され、誰かが幸福になろうとするのを助けることはなく、幸福をつかむことをさえ嫌う。更には、魔術師が何かの力や恩恵を自分のものとすることになれば、それを他人の為にではなく自分の利益の為に使うだろう。魔術師は、不道徳で、邪悪で、仲たがいの種をまく者以外の何者でもない。そうしたことで、金を手に入れようとする者である。ファラオの魔術師たちについて、アッラーは、クルアーン・高壁章において述べておられる。
「そこで魔術師たちは、フィルアウン(ファラオ)の許に来て言った。『私たちが勝ったならば、きっと、私たちに報酬があるでしょう。』」(7章 113節)
予言者や魔女の助けを求めに来る者は誰でも、アッラーによって期待を奪われ、願い事は無効にされる。サフィーヤは、預言者の妻の一人が預言者ムハムマドSAWから聞いた話として伝えている 。「アッラーのみ使いは、『占師を訪れ何かを尋ねた者については、40夜に亘りその者の礼拝は、受け入れられない。」と言われた。

信者たちよ。何かを求めるとすれば、アッラーに従い、聖典クルアーンを読誦し、アッラーの御名前を思い浮かべなさい。そうすれば、預言者ムハムマドSAWが教えられるように、ムスリムたちは、心の病や悪魔の囁きから護られるのである。アッラーを心から崇拝することが、抱いてはいけない願望や誘惑からムスリムを護る防護の覆いとなるのである。アッラーを心から崇拝することで、魔術や予言者に期待する誤った誘惑から打ち勝つことが出来る。また、黒魔術については、アッラーの御意志によって、誰も害を蒙ることはない。アッラーは、保護者、悪を滅ぼす者、防御する者であられ、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「・・・アッラーの御赦しがない限り、それにより誰をも害することは出来ない。・・・」(2章 102節)

信者たちよ。次に、我々が、自分の為、他人の為になる真実の教えに触れ、自分のものとしているとすれば、それは、預言者ムハムマドSAWのお陰である。アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。
「言ってやるがいい。『私(ムハムマド)は、アッラーが御望みにならない限り、自分自身の為の利害すら自由に出来ない。私がもし、幽玄界を知っているならば、私自身、良いことを増やし、また、災厄に遭わなかったであろう。私は、単なる一人の警告者であり、信仰する者への吉報を知らせる一人の伝達者に過ぎないのである。」(7章 188節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、魔術や占いに心を奪われることがないように御加護下さい。
アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

Comments are closed.