大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月16日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月16日)
―― 来世に備え現世を生きなさい ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには、共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。困難に出会ったら、アッラーに御助けを求めなさい。アッラーは、人生というものを、運命が定まっているとはいうものの、変わり得るように創造なされた。賢明な人生とは、アッラーに従順であることにより自分を変え、アッラーの御悦びを求めるものである。そのする信者は、主への感謝の心を持ち、現世と来世の為の良いことを行い、アッラーに沢山の祈願をする。アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。 
「また、人々の中には(祈って)、『主よ、現世で私たちに幸いを賜り、また、来世でも幸いを賜り下さい。火の懲罰から、私たちをお守り下さい。』と言う者がある。」(2章 201節)

アッラーが御満足なされる者と言えば、感謝を忘れず、困難に出会ったら忍耐を続ける者である。また、そうした者は、困難に出会ったならば、アッラーを信じるが故に、その困難が取り払われるようにと祈願する。
アッラーは、クルアーン・物語章おいて述べておられる。
「アッラーがお前に与えられたものの中に、来世の住まいを求めなさい。現世での自分の分を忘れてはならない。そして、アッラーがお前に善いものを与えられているように、お前も最善を尽くしなさい。・・・」(28章 77節)
人生は、ままならないものである。或る日は喜びに満ち、その翌日が同じであるとは限らない。
アッラーは、クルアーン・イムラーン家章において述べておられる。
「・・・われは、人間の間に(様々な運命の)こんな日を交互に授ける。・・・」(3章 140節)
ここでは、人生とは、安心と悲しみ、出会いと別れ、病気と健康、満足と不自由といったことが繰り返される日々の経過であることが述べられている。至高のアッラーは、クルアーン・胸を広げる章において述べておられる。 
「誠に、困難と共に、安楽はあり、」「誠に、困難と共に、安楽はある。」(94章 5–6節)
この現実に気付かずにいると、人は、現実に出会って、不安、落ち込み、苦痛を感じる。こうした現実に気付かない人は、困難に出会って悩み、起こったことや不幸を嘆き塞ぎこむ。こうした人は、信仰行為を行おうとしないだろう。それについて、預言者さまSAWは、とても心配なされる。預言者さまSAWは、「アッラーよ、労苦や苦悩から、無力や怠惰に陥らないように御護り下さい。」と祈願しておられた。悩みの大小にかかわらず、いかなる種類の怠惰、無力に起因するものであっても、至高のアッラーに御助け願おうではないか。アッラーは、この上なく御優しく、この上なく憐み深い御方なのであるから。

信者たちよ。いかなる種類のものであっても困難に出会ったら、アッラーを思い、アッラーを思い続けることである。困難から抜け出す為の他の手段はないのである。大きな不幸に直面したら、信仰行為に務め、教えに従い忍耐すしなさい。預言者さまSAWは、「自分が好まないことに忍耐するなら、自分にとって良いことがあると知りなさい。そこでは、困窮は解け、困難は弱まり、勝利が訪れる。」と述べられた。困難や悲しみに出会ったならアッラーを思い、困難や悲しみを素直に受け入れることをためらってはいけない。そうすれば、善行が増し、悪事が除かれ、アッラーの御目にとって位階が増すのである。預言者さまSAWは、「犯した悪事が償われることなしに、不快、困難、病気、精神的なものを含む困窮に襲われる信者はいない。」と述べておられる。アッラーは、困難を取り除き、救い出してあげるから祈りなさいとの呼び掛けを、クルアーン・蟻章において述べておられる。
「苦難の際に祈る時、誰がそれに答えて災難を除き、お前たちを地上の後継者とするのか。アッラーと共に(それが出来る他の)神があろうか。だが、お前たちは、少しも留意することがない。」(27章 62節)
第一に、アッラーを信じ、御赦しを願いなさい。そうすれば、困難に出遭った時に助けて下さる御方を見い出すだろう。アッラーは、慈悲の御心により人々の困難の原因を弱められる御方であられることを知っておきなさい。

信者たちよ。主が御悦びになられることを行いなさい。それは、現世が大事であると思うことではない。来世に目を向けなさい。預言者さまSAWは、「現世のことばかりを思う者について、アッラーは、その者を困惑させ、常に自分は足りていないとの不安を抱かせられる。現世でその者は、運命づけられた以外の何物をも与えられはしない。来世のことを思う者については、アッラーは、その者の為になるように物事を図り、失敗しても満足と思わせ、そして、生活に必要なものは、確実にその者のところに来る。」と述べておられる。一番幸せな者とは、来世を望み、現世では欲望を掻きたてるものを入手したいと望まない者である。そうした者は、現世で善行を積もうと心掛け、来世に備えようとする。アッラーは、クルアーン・夜の旅章において述べておられる。
「しかし、誰でも来世を望み、それに向かい精を出して努力し、信仰する者、これらの者の努力は報いられる。」(17章 19節)
アッラーが望まれることを理解し、それに思いを寄せる者は、アッラーを信じ、アッラーの教えを守って行動する。即ち、良いことを行い、悪いことを避ける。信仰する者たちは、自分のこと、家族のこと、学ぶこと、仕事のこと、話をすること、行うことについて、至高のアッラーが御望みであられることに合致しているかどうかに思いを寄せる。そうすることが、現世と来世において目的を達成する上で大事なことなのである。

信者たちよ。預言者さまSAWは、アッラーの御満悦を得られるようにと願い、人々にアッラーの教えを広めようと努め、現世と来世では何を優先し利益を得るかを熱心に説かれたのである。
アッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。
「今、使徒がお前たちの為に、お前たちの間からやって来た。彼は、お前たちの悩みごとに心を痛め、お前たちの為に、とても心配している。信者に対し優しく、また、情け深い。」(9章 128節)
預言者さまSAWは、憐みの気持ちの故に、イスラームを信仰しようとしない人を目にして悲しみに襲われた。
アッラーは、クルアーン・詩人たち章において述べておられる。
「彼らが信者になろうとしないが故に、あなた(預言者ムハムマド)はきっと、死ぬ程苦悩していることであろう。」(26章 3節)
この章節では、アッラーを信じようとしない者の悲運を思い、預言者さまSAWがどれほど悲しまれたかが述べられている。預言者さまSAWは、啓示を広めることを役目として引き受けられ、それを伝えきるまで生きられた。人々を育成し、公正を行き渡らせられ、団結の心を植え付け、尊重し合う心を植え付けられたということである。
預言者さまSAWについて、至高のアッラーは、クルアーン・預言者章において述べておられる。
「われは、ただ、万有への慈悲として、あなた(ムハムマド)を遣わしただけである。」(21章 107節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、来世に備え現世を生きる者であるように御力添え下さい。
アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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