大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月2日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2018年2月2日)
―― 祈願の行ない方と、祈願が受け入れられない原因――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ、至高のアッラーを畏れなさい。祈願は、信仰行為の中の最も大事な行いである。預言者さまSAWは、「祈願は、信仰行為である。」と述べておられる。そして、全能のアッラーの次の言葉を読誦された。即ち、クルアーン・ガーフィル章の次の章節である。
「それで、お前たちの主は仰せられた。『われに祈れ。われは、お前たちに応えるであろう。だが、われに仕えるのに高慢な者たちは、きっと、面目丸潰れのうちに地獄に堕ちるであろう。』」(40章 60節)
至高のアッラーは、我々に、クルアーンの多くの章節において祈願するように命じておられ、祈願に御応え下されると約束しておられる。そして、アッラーは、クルアーン・預言者章において諸預言者を褒め讃えておられる。
「…彼ら(諸預言者)は、互いに競って善行に勤しみ、また、希望と畏れをもって、われに祈っていた。われに対し謙虚であった。」(21章 90節)

アッラーは、人々にアッラーの御前で控えめであり、御自分に対し心から願い事をしなさいと命じておられる。特に、人々が困難に出遭い、悲嘆に暮れている時には、救済の懇願に耳を傾け、苦しみから救済するものは、アッラー以外には誰も居らないと言っておられる。アッラーは、クルアーン・蟻章において述べておられる。
「苦難の際に祈る時、誰がそれに応えて災難を取り除き、お前たちを地上の後継者とするのか。アッラーと共同の神があるであろうか。…」(27章 62節)
そして、アッラーは、困難な時にも、平穏な時にも、祈願しようとしない者を批判なされる。
アッラーは、クルアーン・高壁章において述べておられる。
「われは、一つの町に預言者を遣わす度に、謙虚になるようにと不幸と苦難でその民を襲った。」(7章 94節)
これは、アッラーの慈悲や恵みの豊かさがいかばかりのものであるかの現れである。アッラーは、創造物からは、何ものも必要とはしておられず、その一方で、創造物は、アッラーを必要としているのであり、それ故に、アッラーは、御自分に対し謙虚であり、懇願しなさいと命じておられるのである。
アッラーは、クルアーン・創造者章及びムハンマド章において述べておられる。
「人々よ、お前たちは、アッラーに求める以外に術のない者である。アッラーこそは、富裕にして賛美すべき御方である。」(35章 15節)
「…アッラーは、自足されているが、お前たちは貧しい。…」(47章 38節)
預言者さまSAWは、アッラーの御心がどれ程までに豊かなものであるかについて述べておられる。「われのしもべたちよ。われが導いた者以外は、お前たちは皆、道に迷っている。それ故、われに導きを求めなさい。そうすれば、導いてやろうではないか。われのしもべたちよ、われが与えた者以外は、空腹であろう。それ故、われに食べ物を求めなさい。そうすれば、与えようではないか。われのしもべたちよ、お前たちは、昼に夜に悪事を犯し、われはそれら全てを許すのであるから、われに赦しを乞いなさい。そうすれば、赦してやろうではないか。」

信者たちよ、アッラーに心から願い事を行いなさい。そして、願い事を受け入れて頂く為には、願い事を行う信者の側に備えておくべき事柄があることを知っておきなさい。誠に、願い事が受け入れられない原因というものは、願い事を行う信者の側にあるものと承知しなさい。願い事が受け入れられない、信者の側に見い出される原因の幾つかとしては、次のようなものである。

1. 願い事を行う信者たちがアッラーの御命令に従わないか、御命令に無頓着であること。ムスリムとしてのやるべきことをやっていないということ。アッラーの教え、即ち、イスラームを学び、教えを守ろうという気持ちが足りないということである。更には、悪事を犯していること。禁じられたことを行っていること。このいずれかであれば、御応え頂けないであろう。
アッラーは、クルアーン・ユーヌス章において述べておられる。
「(すると彼らに仰せられよう。)『何と、今(終末の日になってやっと信仰するのか)。少し前まで、お前たちは反抗していた。結局、お前たちは、犯罪者の仲間であった。」(10章 91節)

2. 願い事が受け入れられない原因の幾つかを具体的に上げるならば、許されていない食べ物を食べ、禁じられた飲み物を飲み、許されない衣服を着ていることが上げられる。髪の毛がモジャモジャで、埃まみれで徘徊し、祈願の為に手の平を天に向けて差し延べる男の事を、預言者さまSAWは、述べておられる。「『主よ。主よ。』と呼びかけ祈願するが、食べ物は許されたものではなく、飲み物は許されたものではなく、そして、その男が違法な生き方をしているうちは、そうして、祈願を叶えて頂けるでしょうか。」 このハディースによって、預言者さまSAWは、許されていない食べ物、飲み物を口にし、許されない衣類を着ることに無頓着な事は、祈願が受け入れられない大きな原因であると伝えているのである。

3. 祈願が受け入れられない原因の中には、祈願する者の祈願に際しての誠実さの欠如が上げられる。
アッラーは、クルアーン・ガーフィル章及びアル・ジン章において述べておられる。
「それで、お前たちは、アッラーに誠意を尽くして託し、祈願しなさい。…」(40章 14節)
「…それで、アッラーと同位に配して、他のものに祈ってはならない。」(72章 18節)

4. 祈願についての思慮が足りないならば、その者の祈願は、受け入れられないだろう。預言者さまSAWは、「アッラーに願い事をするからには、きっと御応え頂けると心から信じて行いなさい。思慮が足りない者の祈願を、アッラーは、決して受け入れて下されない事を知っておきなさい。」と述べておられる。

5. 良い行いをしようとする事に無頓着であり、禁じられた悪いことをしないようにしようとする事に無頓着であれば、祈願は受け入れられないであろう。預言者さまSAWは、述べておられる。「私の魂がその手の内にある御方に誓って、良いこと、禁止のこと、悪いことについて、それを行うか否かは、自分自身に課すべきものであり、そうでなければ、アッラーは、懲罰を下されよう。そして、それを自分に課すことをしない者がアッラーに祈願しても、聞き届けては下さらないであろう。」

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、あなたさまの教えを守り、正しく祈願を行う者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

Comments are closed.