大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年12月1日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年12月1日)

―― 預言者さまSAWを愛することとは ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。預言者イブラーヒーム(平安を)は、人々を教え導き、聖典を教える御使いを遣わして下さるようにアッラーに嘆願したのであった。アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「『主よ、彼らの間にあなたさまの御印を読誦させ啓典と英知を教え、彼らを清める使徒を、彼らの中から遣わして下さい。誠、あなたさまは偉大にして英明な御方であられる。』」(2章
129節)

預言者イブラーヒーム(平安を)のこの嘆願に関して、預言者イーサー(平安を)は、自分の後に使徒が遣わされることを述べられた。そのことに関し、アッラーは、クルアーン・戦列章において次のように述べておられる。

「マルヤムの子イーサーが、こう言った時を思い起せ。『イスラエルの子孫たちよ、誠に、私は、あなたたちの(為に遣わされた)アッラーの使徒であり、私より以前に(下されている)律法を確証し、また、私の後に来る使徒の吉報を与える。その名前は、アハマドである。』
だが、彼が明証をもって現れた時、彼らは、『これは明らかに魔術である。』と言った。」(61章 6節)

創造物の中の最高の存在として信者たちを祝福する預言者ムハムマドSAWが選ばれることで、人々の心は、喜びに満たされる。アッラーは、いよいよもって、次の預言者を遣わされたのである。

アッラーは、クルアーン・イムラーン家章において述べておられる。

「誠、アッラーは、信者たちに対して豊かに恵みを授けられ、彼らの中から、一人の使徒をかかげられて、啓示を彼らに読誦させ、彼らを清め、また、啓典と英知を教えられた。これまで彼らは、明らかに迷いと過ちの中にいたのである。」(3章
164節)

信者たちよ。アッラーは、完全な人格と品性とを預言者ムハムマドSAWに授けられた。そのことを皆が知っている。誠に、預言者さまSAWは、思い遣りをもって人々に接せられた。家族、隣近所、更に、生きとし生けるものを助けられる方として知られている。預言者さまSAWは、家族を励まし、使用人を良く扱い、訪問者、知人たち、仲間に対して敬意を払い、ムスリムではない者には丁重であられた。友好的で、情け深く、正直で、信用のおける預言者さまSAWとは、そうした人物であり、貧者や弱者を助けられた。預言者さまSAWの気高い性質は、ローマ帝国ヘラクレオス皇帝を含む敵対する者にも認められた。アブー・ソフィヤン師(平安を)がイスラームに改宗する前のこと、ヘラクレオス皇帝に、「預言者ムハムマドが、預言者として選ばれる以前に嘘を吐くのを見たことがあるか。」と問われ、「ありません。」と答えた。すると、皇帝は、「約束を破ったことはあるか。」尋ねられた。アブー・ソフィヤン師(平安を)は、「ありません。」と答えた。「君らの仲間に対しどんな命令をするのか。」と問われ、アブー・ソフィヤン師(平安を)は、「アッラーを崇拝しなさい。アッラーに同位者を置いてはいけない。両親が崇拝していたものから離れなさい。正しい信仰行為を行いなさい。正直で純潔を保ち近親を大事にしなさい。そうしたことです。」と答えた。そうすると、皇帝は、「今言ったことが全部本当ならば、その者は、今自分が踏んでいる土地を手に入れることとなるだろう。会う機会があるならば、会ってみたいものだ。お会いしたなら、敬意の故に、足を洗って差し上げる程の思いである。」と言われた。

信者たちよ。預言者ムハムマドSAWの偉大さの故に、預言者さまSAWへの思いはつのるのである。預言者さまSAWへの愛の故に、誰もが、胸の高鳴りを憶え、思いを語り続ける。そして、教えに従うことに全霊を傾けることとなる。預言者さまSAWへの愛こそが、信仰の証であり、信者の位階を高める。アナス・ビン・マリク師(平安を)は、「預言者さまSAWが、『自分の父親、子供、ないしは誰よりも、私を愛さない者は、十分な信仰を持つ者とは言えない。』と言われた。」と述べている。預言者さまSAWが、正しい信仰の伝達者であると知って敬服しない者がいるであろうか。預言者さまSAWは、とても大事な方であるから、自分自身以上に愛するべきである。アイシャーさま(平安を)は、「預言者さまSAWが上機嫌の時を伺い、『アッラーの御使いさま、私の為に祈願をお願いします。』と申し上げると、『アッラーよ、アイシャーが既に犯した、これから犯すであろう悪事があるなら、それが秘密裏なものであっても、明るみに出たものであっても、アイシャーを御赦し下さい。』と祈願なされ、そして、『私の祈願で満足したかね。』と言われた。『どうして、満足しないことがありましょうか。』と申し上げると、預言者さまSAWは、『アッラーに誓って、信仰行為の度に、共同体の皆の為にこうした祈願を行っています。』と言われた。」
預言者さまSAWは、自分に授けられた祝福の故に、共同体に大きな利益をもたらされた。生涯を通して、預言者さまSAWは、若者に、年寄りに、妻に、子供に、親戚に、近隣の人に、貧者に弱者に、情けを掛けられた。預言者さまSAWの生涯は、全人類、更には、全ての創造物に対して恵みをもたらすことであった。アッラーは、クルアーン・預言者章において述べておられる。

「われはただ、万有への慈悲として、あなた(ムハムマド)を遣わしただけである。」(21章 107節)

それ故に、あらゆる創造物は、預言者さまSAWの出現を喜び、動物でもその愛を素直に受け入れ素直に服従する。樹木は、幹にしずくを浮かべて預言者さまSAWを賞賛する。また、樹木は、預言者さまSAWをお迎えし、枝や葉をあちらこちらへと動かして日陰を作る。預言者さまSAWは、「マッカの石は、自分が預言者として選ばれる以前から私に挨拶してきたし、今もそれを感じる。」と述べられた。

信者たちよ。預言者ムハムマドSAWのスンナ(言行)に密着し、導きに従い、預言者さまSAWを愛することに務めなさい。信仰行為を増やしていって、預言者さまSAWへの思いを表しなさい。アブー・フライラ師(平安を)は、伝えている。「預言者さまSAWは、『私の共同体の中で私に最も愛される人とは、家族や財産を代償としてさえ、一番熱心に私に会いたいと願う者である。』と述べられた。」
預言者さまSAWを愛することの大切さを、子供たちに少し少し植え付けなさい。そのやり方は、預言者さまSAWの道徳的な高さを教えて尊ぶことを教え、預言者さまSAWの言葉や行いに従わせることである。

信者たちよ、アッラーに従いなさい。愛することの最大の利点は、愛する者と共に復活するということである。アブドッラー・ビン・マスード師(平安を)は、伝えている。「アッラーの御使SAWの許にやって来た者が、『アッラーの御使いよ、或る人を愛しながら、その人が行う善行の域にまで追いつくことが出来ないという人についてどう思われますか。』と問うた。御使SAWは、『誰でも、その愛する者と共にあるだろう。』と言われた。」
即ち、誰でも、預言者さまSAWを愛する者は、楽園では預言者さまSAWと共にあるということである。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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