大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年11月10日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年11月10日)

―― アッラーは全知の監視者であられる ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ、荘厳であられるアッラーを畏れなさい。

アッラーは、クルアーン・婦人章において述べておられる。

「人々よ、お前たちの主を畏れなさい。一つの魂からお前たちを創り、また、その魂から配偶者を創り、両人から、無数の男と女を増やし広められた御方であられる。お前たちは、アッラーを畏れなさい。その御方の御名において、お互いに頼みごとをする御方であられる。また、近親の絆を(尊重しなさい)。誠、アッラーは、お前たちを絶えず見守っておられる。」(4章
1節)

信者たちよ、森羅万象の創造主として全能のアッラーは、あらゆることに精通しておられる。事柄の大小に係わらず、アッラーの御目と知覚から隠しおおせるものや、アッラーの知識を越えるものなど存在しないのである。

アッラーは、クルアーン・サバア章において述べておられる。

「・・・天においても地においても、一微塵の重さでも、アッラーから免れられるものはない。また、それより小さいものも大きいものも、明確な書の中に記されていないものはない。」(34章
3節)

至高のアッラーは、人々の胸の内にあることも御存知の偉大な創造主であられ、クルアーン・カーフ章及び婦人章において述べておられる。

「誠、われは、人間を創った。そして、その魂が囁くことを知っている。われは、(人間の)頚動脈よりも人間に近いのである。」(50章 16節)

「言ってやるがいい。『お前たちが胸の中にあることを、隠しても、また、表に出しても、アッラーはそれを知っておられる。その御方は、天にあり、地にある一切を御存知であられる。アッラーは、あらゆることに全能であられるのである。』」(3章
29節)

アッラーは、隠されてことについても、表に出ていることについても、全てを御存知であられる。そのことが不変の確かなことであると承知しておきなさい。そのことを心に留め、いつでも信仰行為に熱心であり、人との良い係わりを持つことが大事である。そして、アッラーの御前にありたいと願う者は、それ相応のものを得るだろう。預言者さまSAWは、述べておられる。「全能のアッラーの御前にいる積りで崇拝行為をするならば、自分からは、アッラーを見ることが出来なくても、アッラーは、その者を御覧であられる。」

信者たちよ、アッラーを心から知りたいならば、アッラーの属性と御名前を熟知することである。

アッラーは、クルアーン・高壁章において述べておられる。

「あらゆる、最も美しい御名前はアッラーに属するのである。それ故、それらの御名前で御呼びしなさい。・・・」(7章 180節)

アッラーの御名前の中での、尊い一つにアッ・ラキーブ(監視者)がある。

アッラーは、クルアーン・部族連合章において述べておられる。

「・・・アッラーは、凡てのことを監視なされる。」(33章 52節)

アッラーの御名前について熟慮する者は、考えも行為も立派であるに違いない。なぜなら、その者は、自分が語ったり行ったりすることが記録に留められることを心から分かっているからである。

アッラーは、クルアーン・カーフ章及び裂ける章おいて次のように述べておられる。

「彼がまだ一言も発していないのに、脇に控える見張り(の天使)は(記録の為の)準備を整えている。」(50章 18節)

「誠に、お前たちの上には二人の見張り(の天使)がいるが、」「彼らは気高い記録者で、」「お前たちの行いを知っている。」(82章 10—12節)

誠に、アッラーは、しもべたちを御覧であられ、しもべたちが行う全てを御存知であられる。

アッラーは、クルアーン・ユーヌス章において述べておられる。

「あなた(預言者ムハムマド)が何事に従事していても、また、クルアーンのどの部分を読誦していても、また、お前たちがどんな行いをしていようとも、お前たちがそれにうち込んでいる限り、われは、必ずお前たちの為の立証者である。・・・」(10章
61節)

自分が創造主の御目に触れていることに気付こうとしない者は、悪事に走り、折角の善行の言録を得る機会を放棄し兼ねない。サウバーン師(平安を)は伝えている。「預言者さまSAWは言われた。『私の集団には、山ほどの善行を携えて終末の日を迎える者があるが、アッラーは、それらの行いを、漂う埃のようにしてしまわれる。』
それを聞いた、サウバーン師が、『アッラーの御使いよ、自分で知らない間にそのようになってしまわない為に、そのことについて解説して下さい。』と申し上げると、『そのような者とは、あなたたちには見分けがつかないような兄弟たちである。彼らは、あなたたちがするように夜の礼拝はするが、アッラーが定められたわくを隠れて越えてしまう者である。』と答えられた。」

信者たちよ、アッラーを思い続ける者は、現世において位階が上がり、来世においては救護が得られる。このことについて、アブー・フライラ師(平安を)は伝えている。「預言者さまSAWは、『その御方(アッラー)の影以外に全く影のない日(審判の日)、アッラーが庇護下に置かれる七種類の人々がある。それは公正な統治者、アッラーを崇拝して成長した若者、マスジドを愛しそこに集る人々と親交を深める者、アッラーの道の為に互いに固く友情を結び、その御方(アッラー)の為に会い、その御方のために分れる二人の者、地位があり才色兼備な女性に誘惑されても、『私はアッラーを恐れます。』といって応じない者、左の手が善行に消費してもすぐ右の手がそれを知らない程こっそりとサダカを行う者、そしてアッラーを密かに讃美して涙を流す者である。』とおっしゃられた。」
 アッラーを思い続け、片時も忘れない者は、こうした教えを知って喜ぶに違いない。そのお陰で人々は、信仰行為に励み、犯してしまった悪事についてアッラーに懺悔するのである。人に見られていても見られていなくても、アッラーの御前にあることを意識し、自分の家族に対して良くありなさい。

子供を持つ親たちよ、自分たちの息子や娘たちを大事にして、育て上げるのに最善を尽くしなさい。子供らの権利を護ることについて、決して不足があったり、忘れがちになったりしてはならない。仕事に従事する者よ、自分の務めを果たす間にもアッラーを忘れず、そして、自分に責任が課されていることを知りなさい。そして、自分に任された責任を果たす為に全力を尽くしなさい。何かを全うしたいならば、アッラーを畏れ、人に見られていても見られていなくても、アッラーの御前にあることを意識しなさい。そうすることで、赦されていることと、禁じられていることとを判断する誠実さが自分のものとなることを知りなさい。そして、誠実な人は、きれいな心を身につけ、何か疑問があれば、正しい知識を得ようとして熱心に人に尋ねる。そうして、自分が疑わしいと思っていることでも、疑いが晴れてイスラームに適っていると分かれば、それを続けるし、もし、イスラームに適っていないと分かれば、直ちにそれをするのを止めるのである。このことについて、アブ・タラバ師(平安を)は伝えている。「自分が、『御使いよ、赦されていることと、そうではないことについて教えて下さい。』と申し上げると、御使いSAWは、『敬虔な行いは、魂を満たし、心を慰める。一方、間違ったことは、たとえ人がそれを合法であると言ったとしても、疑いを引き起こし、心をかき乱す。それ故、そのような事柄には、慎重に判断を下しなさい。』とおっしゃられた。」

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、あなたさまが全能の管理者であられることが分かる者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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