大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年11月3日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年11月3日)

―― 健康という大切なもの ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。我々は何に従うのか。アッラーが我々に命じておられることに従いなさい。アッラーが我々に命じておられる事に従い生き方を決めなさい。アッラーは、クルアーン・部族連合章において述べておられる。

「信仰する者よ、アッラーを畏れなさい。実直な言葉でものを言いなさい。」「お前たちの為に行いを矯正され、諸々の罪を赦される。アッラーとその使徒に従う者は、偉大な成功を勝ち取る者である。(33章
70–71節)

信者たちよ。アッラーの恩恵は、我々のどんな期待をも超えた限りのないものである。

アッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。

「お前たちは、喩えアッラーの恩恵を数え上げても、到底数え尽くすことは出来得ない。誠、アッラーは、寛容にして慈悲深くあられる。」(16章 18節)

アッラーからの恩恵の一つには、創造物が安泰であるように図られていることがある。人についての安泰とは、心と体が健全で家族が安心安全な状況にあることである。それは、人が多くの恩恵を授かっている結果であり、現世で幸福であると感じる要素の一つである。ここれについて、預言者さまSAWは、「誰もが生活していて安心で、健康で、日々の食糧が足りているならば、それはまるで全世界が自分の所有に帰するようなものである。」と述べておられる。そして、人は審判の日に問われる事柄の一つは健康であり、それについて預言者さまSAWは、「しもべが受けた恩恵として、審判の日に人々が問われる一つ、それは健康のことである。『健全で健康な体や、冷たい水で渇きをいやすことなどを、われは授けやしなかったか。』と問われるのである。」と述べておられる。

信者たちよ。幸福は、アッラーの恩恵のたまものである。恩恵が継続するようにと、預言者さまSAWは、日々至高のアッラーに祈られた。イブン・ウマル師(平安を)によれば、預言者さまは、朝に夕に、「アッラーよ。私は、あなたさまの御赦しと、現世と来世での幸福を祈願します。私は、信仰について、俗世の雑事について、家族について、財産についてあなたさまの御赦しを求めます。アッラーよ。自分の弱さと、心の動揺を隠しておいて下さい。」と祈願の言葉を述べられたという。その祈願の言葉を述べるようにと教友たちに教えられたという。また、サラート(礼拝)に先立って、預言者さまSAWは、新たに入信したムスリムたちに対しては、次のドゥア(祈願の言葉)を教えられた。「アッラーよ。お許しください。私に恵みを与えて下さい。御導き下さい。健康と日々の糧を御与え下さい。」
そして、預言者さまSAWの、就寝前の祈願の言葉は次の通りである。「アッラーよ、確かに、あなたさまは私を創造なされ、加護なされます。あなたさまは生と死を握っておられ、生かすならば御加護下さい。死を与えられるなら、御赦しを御与え下さい。アッラーよ、私は心から健康であることを祈願します。」

また、預言者さまSAWは、次のように教えておられる。「五つの事柄がやって来る前に、五つの事柄を生かしなさい。その五つのこととは、老齢になる前の若さ、病気になる前の健康、貧困になる前の富裕、多忙になる前の時間の自由、死の前にある生きているということである。」

信者たちよ。健康という恩恵を保持する為に、イスラームでは、病気を防ぐ手立てを教えている。清潔を保つことについての教えであり、入浴、沐浴、歯磨き、口すすぎ、汚れないように注意を払うこと等々である。それは、健康保持の為の基礎的なことである。健康は、元気でいる者の頭上を飾る冠のようなものであるが、元気な者は気付かない。その一方で、病気の者だけが健康の有難さを知り欲しいと思うのである。常に与え続けて下される御方アッラーに対して、健康という恩恵を下さっていることに感謝しようではないか。そして、健康保持に励もうではないか。我々は、この価値ある恩恵を授かっていることを喜ぶと同時に、健康に無頓着な人々に目を向ける必要がある。アナス・ビン・マリック師(平安を)が伝えている。「病弱な人に対して預言者さまSAWは、『健康であるようにとアッラーに祈ったことがありますか。』と声を掛けられた。」
健康であることは、全ての信者が求める事柄である。万が一、病気に罹ったなら、我々のお手本、預言者さまSAWが教えられるように治癒を希求すべきものである。預言者さまSAWは述べておられる。「医学的な治療を受けなさい。アッラーは、いわゆる老齢という病を例外として、治療法を御用意することなく病気に罹らせることは無いのであるから。」
病気で難儀している人は誰でも、先ずは忍耐し、アッラーが運命づけられたことに満足し、素直に受け入れるべきである。そして、至高のアッラーに病気が治るように懇願すべきであり、自分に降りかかった災難が、自分が犯した悪事の消滅や、善行の受け入れに係わる、何等かの試練であると信じることである。これについて、預言者さまSAWは、次のように述べておられる。「ムスリムに及ぼされる災難、病気、けがや痛み、その痛みが喩えとげが刺さった程度のものであるにしても、それによりアッラーは、その者の善行の一つとして記録なされ、また、犯した悪事の一つを記録から消して下される。」

世界の主であられるアッラーよ、我々はあなたさまに御赦しを願い、自分と家族が安泰であるようにと祈願します。あなたさまに従う者であるように運命付けられていることを受け入れ、祈願します。

アッラーは、クルアーン・婦人章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、アッラーに従いなさい。また、使徒とお前たちの中の権能を持つ者に従いなさい。・・・」(4章 59節)

安泰と健康に恵まれた者は、成功することを知ろうではないか。アナス・ビン・マリック師(平安を)は伝えている。「或る男が預言者さまSAWの許にやって来て、『アッラーの御使いよ、いずれの祈願が最良でしょうか。』と尋ねたので、「主に、御赦しを請い、現世と来世での安泰を願うことです。」と答えられた。翌日またやって来て、同じ質問をしたので、同じに答えられた。三日目にまたやって来て、同じ質問をしたのに対して、『あなたが現世で御赦しが与えられ、そしてまた、あなたが来世でも与えられるなら、誠に、あなたは成功を得ることとなる。』と答えられた。」

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、心と体が健全であるように祈願します。健康でいられるように御加護下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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