審判の日の証言(2017年9月22日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年9月22日)

―― 審判の日の証言 ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

人生とは、実に大きな試練である。アッラーは、クルアーン・町章において述べておられる。

「誠、われは、人間を労苦するように創った。」(90章 4節)

人間は、 苦労するように定められている一方で、人生には、何がしかの快楽がある。

アッラーは、クルアーン・イムラーン家章及び慈悲あまねく御方章において述べておられる。

「・・・この世の生活は、偽りの快楽に過ぎない。」(3章 185節)

「地上にある万物は消滅する。」「だが、(永遠に)変らないものは、尊く栄誉に満ちた主の、慈悲溢れる御顔である。」(55章 26–27節)

この世での人生には、確実に終わりがある。それ故、永続するだろうとの間違った幻想を抱いてはならない。思慮ある者とは、人生とは永遠の来世への通り道であることを分かっている者のことである。

アッラーは、クルアーン・相談章において述べておられる。

「・・・信仰して主を信頼する者にとっては、アッラーの御許にあるものこそ、もっとも良いものである。それは、永続するものである。」(42章 36節)

アッラーより報酬として授けられるものは、永久不変のものである。それは、現世の物事に較べるべくもない。現世の楽しい生活に溺れ執着すれば、永遠な良いものを得る為の害となるので注意しなさい。そして、行ったことや、口をついて出た言葉が書き留められることを忘れてはならない。行ったことや、言ったことが秤に掛けられ、その計量に従い報酬が決められるのである。アッラーは、クルアーン・地震章において述べておられる。

「一微塵の重さでも、善を行った者はそれを見る。」「一微塵の重さでも、悪を行った者はそれを見る。」(99章 7–8節)

信者たちよ、誠に、至高のアッラーは、我々が行うことについての完全な証人であられる。アッラーに隠しだてすることは出来ない。アッラーは、審判の日には、各人の行いの全ての記録を各自に確認させられる。

至高のアッラーは、クルアーン・抗弁する女章において述べておられる。

「その日アッラーは、彼らを一斉に甦らせ、彼らの行ったことを告げられる。彼らはその事を忘れているが、アッラーは、それを計算に入れておられる。誠、アッラーは、凡てのことを実証される御方である。」(58章 6節)

各人、自らが行ったことの記録を見せられる日のことを考えてみなさい。その日、預言者さまSAWが立ち会われる。預言者さまSAWが、アブドッラー・ビン・マスード師(平安を)にクルアーンを朗唱するように言いつけられた。同師は、婦人章を読んだ。そして、41節、「われが、それぞれのウンマから一人の証人を連れてくる時、また、あなた(ムハンマド)を、彼らの悪に対する証人とする時は、どんな(有り様)であろうか。」の部分まで読み進むと、預言者さまSAWは、涙を流され、読むのを制止させられた。この章節には、終末の日がどんなにか厳しい日であるかを思い起こさせるものがある。その日には、預言者さまSAWは、証人として呼び出され、立ち会われるのである。

信者たちよ、アッラーの御命令により天使は、各人の行いを忠実に記録する。そのことを知っておきなさい。

アッラーは、クルアーン・カーフ章において述べておられる。

「見よ、(各人の)右側に、また、左側に坐って、2人の(守護の天使の)看守が監視する。」「その者が、まだ一言も発していないのに、側の看守は(記録の)準備を整えている。」(50章 17–18節)

各人に、記録係として割り当てられている忠実な天使が、その者の左右に付き記録するのである。一方は、善行を記録し、もう一方は、悪事を記録するという。好むと好まざるとに係わりなく、ことの大小を問わず記録する。各人が死を迎える時には、その記録は仕上がっており、墓の中では、復活の日までその者の首に巻き付けられている。アッラーが最後の審判で判決なされる時、その記録は、各人の目に触れることとなる。

アッラーは、クルアーン・夜の旅章において述べておられる。

「一人一人にわれは、その運命を首に結び付けた。そして、復活の日には、(行いの)記録された一巻が突き付けられ、各々は、それを開いて見る。」「(アッラーは仰せられよう)『お前たちの記録を読みなさい。今日こそは、自分自身が自分の清算者となるのである。』と。」(17章 13–14節)

その記録には、余分なものは付け加えられてはおらず、間違いもない。否定すべき何物も見出せない。

信者たちよ、審判の日には、各人の肉体の各部分や五感が証人になることを知っておきなさい。

アッラーは、クルアーン・町章において述べておられる。

「その日、われは、彼ら(審判に掛けられている者たち)の口を封じる。すると、その(審判に掛けられている者たちの)手がわれに語り、彼らの足は、その行ったことを証言する。」(36章 65節)

心が思ったことに従って、口が繕ったことを語ろうとするが制止される。そして、心が思ったことに逆らって、手は行ったことを、足は出掛けた場所について、正直に語るであろう。

更に、アッラーは、クルアーン・フッスィラ章において述べておられる。

「すると彼ら(審判にかけられている者)は、(自分の)皮膚に向かって言う。『あなたがたは、何故、私たちに背いて、証言をするのですか。』 それらは(答えて)、『凡てのものに語らせられるようになされたアッラーが、私たちに語らせさせられます。アッラーは、最初にあなたがたを創り、そして、その御方の御許に帰らせられます。』と言う。」(41章 21節)

また、大地も証言するものと心得ておきなさい。即ち、各人がその大地の上で起こした行動について、その大地が証言するのである。アッラーは、クルアーン・地震章において述べておられる。

「その日、(大地は)凡ての消息を語るであろう。」(99章 4節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、審判の日の為に、良い記録を残すことが出来る者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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