謙遜でありなさい(2017年3月10日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年3月10日)

―― 謙遜でありなさい ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。謙遜であることは、他人との係わりにおいて望まれる、人が持つことが出来る最も素晴らしい美点の一つである。それは、寛容であり、ありのままを受け入れ、他人に敬意を表するということを意味している。それは、アッラーが預言者さまSAWに付与されたものと同じ、尊敬に値し賞賛に値する価値あるものである。

至高のアッラーは、クルアーン・アル・ヒジル章において述べておられる。

「・・・それよりあなたの翼を低く(して優しく)しなさい。」(15章 88節)

預言者さまSAWは、謙遜であるという態度で自分を飾りなさいと教えておられる。そして、「至高のアッラーは、人々に謙遜であるべきであると啓示された。人に自慢したり、他人に危害を加えたりしてはいけないということである。」と述べられた。アッラーは、謙遜であることをこの上ない美点であるとして褒め称えられる。

アッラーは、クルアーン・識別章において述べておられる。

「慈悲深き御方のしもべたちは、謙虚に地上を歩く者であり、また、無知な者(多神教徒)が話しかけても、『平安あれ。』と(挨拶を)言う者である。」(25章 63節)

信者たちよ。両親に謙虚に接することは、聖典クルアーンの中で語られている至高のアッラーからの、即ち、神より授けられた教えであり、アッラーは、クルアーン・夜の旅章において述べておられる。

「そして、敬愛の情を込めて、両親に対し謙虚に翼を低く垂れ(優しくし)、『主よ、幼い頃、私を愛育してくれたように、二人の上に慈悲を御授け下さい。』と(祈りを)言うがいい。」(17章 24節)

この章節が意味するものは、自分を愛してきた両親を遠ざけることなく、温かく謙虚に接しなさいということである。更には、謙虚であるということは、社会集団の中にあってもとても大事なことである。相手の出身、文化的背景、国籍、職業などが如何なるものであるかに係わりなく相手を尊重し温かく接するということである。集団の中にあっては、その場の雰囲気に合わせて控えめな態度をとるように心得なさい。仕事に従事している者は、取引に当たって相手に優しく、朗らかに、親切に接しなさい。一方、仕事に従事する者の雇い主や上司は、従業員や部下を尊重し、仕事ぶりや仕事の成果を評価してあげなさい。

信者たちよ。謙虚である者への至高のアッラーからの報酬と言えば、それは永遠な住処として楽園が用意されているということである。そこには、清い川の流れがあり、安心して寛げる住まいがある。

至高のアッラーは、クルアーン・物語章において述べておられる。

「来世の住まいとはそのようなもの。われは、地上において有頂天になったり、悪を行わない者にこれを授ける。善い御褒美は、主を畏れる者のものである。」(28章 83節)

アッラーのしもべで最も敬虔な者は、間違いなく謙虚な者である。アッラーは、アッラーの故に謙虚であるというのではなく、人の故に謙虚である者の位階を上げられる。人の気持ちを鎮めさせ、人の心に愛を灯し、敬意を払われるように人をおもんばかるといった、そうした人である。謙虚さがあれば、人は互いに近くなり、集団は調和を増し、好意を表し、互いを尊重するようになるものである。

信者たちよ、謙虚さを身につける手段の一つには、至高のアッラーの偉大さと創造という偉業が何であるかについて熟慮し、理解を深めるということである。

アッラーは、クルアーン・ガーフィル章において述べておられる。

「その御方こそは、泥から(アーダムを)創造なされ、次いで、一滴の精液から、更に、一かたまりの血から赤ん坊にし、お前たちを出生させ、・・・」(40章 67節)

謙遜であることを高める更なる方法は、至高のアッラーが約束なされる偉大な報酬について考えてみることである。他人に謙遜であれば、そこには、アッラーからの報酬があるということである。謙虚であれば、現世と来世において位階を上げて頂けるのである。謙遜なムスリムは、アッラーのお陰で高い位階と最高の報酬を手にするということである。それ故、人々は、他人と接するに当たって謙虚であるように教えられ、人々は、日々謙虚であろうとするに違いない。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、私たち皆を謙遜な者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまと、預言者さまSAW に従う者であるように御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、イスラームの全ての国々が平和で安全でありますように。

アッラーよ、ムスリムの皆に現世と来世での幸せと成功がありますように。皆を楽園に御導き下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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