新しい情報伝達技術の正しい用い方(2017年3月24日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年3月24日)

―― 新しい情報伝達技術の正しい用い方 ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。人間は、互いの関係を作り上げるという本来の性質をもってこの世に生れ来る。その性質については、主から付与されたものであると、至高のアッラーは、クルアーン・部屋章において述べておられる。

「人々よ、われは、一人の男と一人の女からお前たちを創り、種族と部族に分けた。これは、お前たちを、互いに知り合うようにさせる為である。・・・」(49章 13節)

人々の間の相互作用は、情報伝達技術のお陰で大いに進展してきた。その情報伝達技術によって、人と人との距離を縮め、時間を有効に活用し、物事の達成の機会を最大にし、不便さを解消し、費用を最小限にすることを可能とした。情報伝達技術の進展によってあらゆる所や遠くの人々が効率的に容易に作用し交流しあうことが可能となり、それは、主が御用意下さったものであるとアッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。

「お前たちに与えられるどんな恩恵もアッラーからである。・・・」(16章 53節)

それ故、惜しみない賜り物を下されるアッラーを称讃し、アッラーに感謝しなければならない。

アッラーは、クルアーン・イブラーヒーム章において述べておられる。

「・・・もし、お前たちが感謝するなら、われは、必ずお前たちへ(の恩恵を)増すであろう。・・・」(14章 7節)

信者たちよ。アッラーが与えて下さったものについては、良いことの為だけに用い、悪いことの為に用いてはならない。即ち、情報伝達技術については、それを良いことの為だけに用いなければならない。新しい情報伝達技術を適切に扱う為には、それを扱う皆が守るべき約束事や礼儀作法の存在が必要である。即ち、有用に適切に用いようとする善意の意図が根底にあって、もっぱら良いこと、許されたことの為に用いるということである。預言者ムハムマドSAWは、「行為は、意図次第である。」と述べておられる。

至高のアッラーは、クルアーン・部族連合章において述べておられる。

「また、理由もなく男女の信者を不当に悩ます者は、必ず、非難されて明白な罪を負う。」(33章 58節)

情報伝達技術を良くないことに用いることで、人々を困惑させてはならないということである。

信者たちよ。人の隠し事や欠点を見つけ出して、モバイル、スマートフォン、ないしパソコンを用いてメールやブログ等でそうしたことをうわさとして広めるなら、人を傷つけてしまうので注意しなさい。預言者ムハムマドSAWは、「話すことが信頼され、話を簡単には信用しない人々の集団というものは、人のあら捜しをすることはない。誰かがあら捜しをするとすれば、アッラーは、その者のあらを捜される。アッラーがあらを捜される結果、その家族は不名誉なこととなる。」と述べられた。更に、預言者ムハムマドSAWは、「不道徳とみなされることを教えてあげようではないか。それは、おしゃべりな者、良い人間関係をぶち壊す者、罪のない人が困惑するのを望む者である。」と述べられた。

至高のアッラーは、クルアーン・部屋章において述べておられる。 

「信仰する者よ、もし、邪悪な者がお前たちの許に情報をよこしたならば、(嘘か本当かを)明らかにしなさい。気付かないうちに(嘘により)人々に危害が及び、なってしまったことを後悔しない為である。」(49章 6節)

本当かどうか調べつくされていないニュースや情報がはびこって、それがeメール等を通じてデマや誤報のまま遥か遠くまで広がる。そういうことが起こるなら、それは、誠に悲惨なことである。このことに関連して、預言者ムハムマドSAWは、「何かを偽って私のせいにすることは、偽って誰かのせいにすることと同じではない。故意に、私についての嘘を言う者は、火獄に住処を定めることとなるのだ。」と述べられた。ムスリムたる者は、知ったことの正確さについて知識ある者の助言を求めるべきである。知ったことを確かめもせずに預言者ムハムマドSAWからの教えに帰するということを避けなさいと言うことである。

信者たちよ。新しい技術を正しく扱う当たって人々は、自分自身を守らなければならない。例えば、ウェブサイトに掲載されている害となる考え、嘘の情報、危険な夢物語などから自分を守りなさいということである。時にそれらは、宗教、道徳、既成の価値や規範を否定し、イスラーム集団の安定に悪影響を及ぼし、堕落を植え付けるのである。そこで、新しい技術を正しく扱う為に、子供たちが新しい情報伝達機器を用いるに当たっては、目配りを怠らず、最も有効な利用方法を教えてあげることである。アッラーのしもべたち皆がアッラーに従い、良い行いに励むように祈願することである。

アッラーは、クルアーン・婦人章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、アッラーに従いなさい。また、使徒とお前たち中の権能をもつ者に従いなさい。・・・」(4章 59節)

聖典クルアーンの教えと、預言者ムハムマドSAWのスンナに従おうではないか。アッラーに御赦しを請い願おうではないか。アッラーは、よく御赦し下さる御方であられる。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、情報やニュースが正しいかどうかを見極める力を御与え下さい。

アッラーよ、新しい情報伝達技術を正しく用いる者であるように御導き下さい。

アッラーよ、新しい情報伝達技術を正しく用いる子供たちを育てられるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン

ホトバ要約.

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