心が健全であるように心掛けなさい(2017年3月17日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年3月17日)

―― 心が健全であるように心掛けなさい ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。至高のアッラーを畏れなさい。アッラーの教えに従わなければならないのである。

アッラーは、クルアーン・イムラーン家章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、十分な畏敬の念をもってアッラーを畏れなさい。お前たちは、ムスリムでなくして死んではならない。」(3章 102節)

人々は、心の健全さの故に、心配や不安から自分を救い出し、安心な状態を得ることができる。悪意、憎悪、恨み、妬みなどに汚れていない清純で敬虔な心は、アッラーの御近くにある者が所有するものであり、審判の日にアッラーによって救済されるに違いない好ましい心である。

至高のアッラーは、クルアーン・詩人たち章において述べておられる。

「その日には、財宝も息子たちも、役立たない。」「ただ、汚れのない心をアッラーに捧げる者だけは別である。」(26章 88–89節)

アッラーは、しもべたちの行いと同時に、心の健全さ、純粋さ、善良さを御覧の上で、責任をもって計らって下される。預言者ムハムマドSAWは、「アッラーは、人々の容貌や持ち物を御覧なのではなく、人々の心と行いとを御覧であられる。」と述べられた。アッラーは、人々の心を御覧であられる。心が健全ならば、身体全体も健全で、信仰は確かであり、行いを正しいものとするだろう。預言者ムハムマドSAWは、「人体の中には、一個の肉の塊がある。もしそれが健全であれば、全身が健全である。それが汚れると、全身が汚れてしまう。それは、心臓のことである。」と述べられた。隠れた所で悪いことをしても心に痛みを感じ、心臓がバクバクするように、心と心臓は一つのものであるということである。更に、預言者ムハムマドSAWは、教友たちの心がより健全であることを勧められ、そして、「教友たちの心が美しくあることを期待しているので、教友たちは他の人たちに係わる良くないことについては語り伝えるべきではない。」と述べられた。至高のアッラーは、心を清くあろうと努める信者たちを褒め称えられる。アッラーは、クルアーン・集合章において述べておられる。

「彼ら(移住者、援助者)の後に来た者たちは(祈って)、『主よ、私たちと、私たち以前に信仰に入った兄弟たちを御赦し下さい。信仰している者に対する恨み心を、私たちの胸の中に持たせないで下さい。主よ、誠に、あなたさまは、親切で慈悲深くあられます。』と言う。」(59章 10節)

信者たちよ。誰でも、至高のアッラーに思いを寄せることを通して、自分の心を浄化し、平穏、平静でいられるように強化し、行いを正しいものとすることが出来る。

アッラーは、クルアーン・雷電章において述べておられる。

「これらの信仰した者たちは、アッラーを熱心に思い続けて心の安らぎを得る。アッラーを熱心に思い続けることにより心の安らぎが得られないはずがないのである。」(13章 28節)

心から御赦しを願い、心からの懺悔を通して、心はもっと清く、清純なものになるに違いない。預言者ムハムマドSAWは、「悪事を犯した者にはきっと、心に黒い斑点が生じる。その悪事を止めて、謝り懺悔すれば、その心の黒い斑点は消え去るものである。だが再度、同じ悪事を繰り返すと、心の全体を覆うほどに黒い斑点は増えてしまう。それは、アッラーが、『自分が行った事柄に従って心には覆いが出来る。』と言われた覆いのことである。」と述べられた。他人に対する悪意や敵意が心にあれば、至高のアッラーに御近づきになろうとしても叶わない。それ故、心に他人に対する敵意、妬み、嫌悪の気持ちがある者は、そんな気持ちを抱くことは良くないことであると気付きアッラーに御赦しを請うことで、その心は、汚れや、黒い斑点を浄められる。預言者ムハムマドSAWは、「至高のアッラーは、シャーバーン月の半ばに見渡され、多神教徒や憎悪の塊りを持つ者ではない限り、全ての創造物を御許し下される。」と述べられた。また、アイシャーさま(平安を)は、伝えている。「御使いさまSAWが夜半に礼拝に立たれ、魂を持ち去られたのではないかと心配になるほど長く平伏礼をなされた。それで、自分は心配の余り近付いた。御使いさまSAWの指が動いているのを確認し、身体を動かしたのを見たので引き下がった。やがて、平伏礼から起き上がり、礼拝を終えられた。御使いさまSAWは、『アイシャーよ、どうかしましたか。』と問われ、私は、『平伏礼の姿勢を余りに長く続けておられたので、魂を持ち去られたのではないかと心配しました。』と答えた。『今夜は、何の夜かな。』を問われ、私は、『アッラーと御使いさまがご存じのことです。』とお答えした。すると、御使いさまSAWは、『シャーバーン月の半ばの夜である。誠に、至高のアッラーは、この夜、しもべたちを注視なされ、御赦しを願った者を御赦し下される。そして、祝福を請い願う者を祝福して下される。だが、妬みと悪意を抱いた者については、先延ばしになされる。』と述べられた。」

シャーバーン月は、心を浄める為のアッラーからの御招きの月であり、他人に対する憎悪、敵意、悪意等を取り去り 心を浄化する良い機会である。

称讃はアッラーのもの。アッラーを称讃し、アッラーに御助けを請い願い、アッラーに御赦しを請い、アッラーに懺悔しようではないか。

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、あなたさまに思いを寄せ、心が健全な者であるように御導き下さい。

アッラーよ、預言者さまSAWと教友たちの敬虔さに学ぶ者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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