真の信仰(2017年1月27日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年1月27日)

―― 真の信仰 ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ、何かを行ったり語ったりする時には、アッラーを畏れ、注意を払いなさい。

アッラーは、クルアーン・離婚章において述べておられる。

「…アッラーを畏れ、務めを果たす者には、アッラーは(解決の)出口を用意なされる。」「その者たちが思いも付かないところから糧を御恵みになられる。」(65章 2–3節)

信者たちよ、アッラーが人類に与えられた最良の恵みは、真正の宗教を携えた預言者ムハムマドSAWを遣わされたことである。その宗教は、公平、兄弟愛、自由、平安を旨とし、人類に対してあらゆる良いものをもたらし、あらゆる悪から人類を守ってくれる。その信仰は、熟した永遠の果実を付けた最良の果樹に喩えられる。

アッラーは、クルアーン・イブラーヒーム章において述べておられる。

「お前たちは、アッラーが良い言葉(即ち、アッラーの外に崇拝の対象となるものは無い)を、良い木に喩えられるのをどう思っているのか。根はしっかりとして、枝は空に向かっている。」「その木は主の思いに従い、いつでも実を結んでいる。…」( 14章 24–25節)

イスラームは、徳に満ちた財宝であり、イスラームを守り続けるならば、人間が悪い道に迷い込み、惨めな状況と損失の中で生きることが無い。アッラーは、クルアーン・時間章において述べておられる。

「時間にかけて。」「誠、人間は損失の中にある。」「信仰し、善行をなし、真理を勧め合い、忍耐を勧め合う者たちの外は。」(103章 1–3節)      

信者たちよ、正しい信仰をしっかり持ち続けるならば、人は、自分にとっての相応しい場所を知り、信仰から発せられる光と、正しい知識によって示される道の上を歩む事が出来る。信仰心篤く生きる者は、正しい導きに従うこととなるので、悪い行いから遠く離れ、各自が生まれながらに自分の中に持っている清純で穢れのない良心によって正しい生活を送るであろう。預言者さまSAWは、次のように述べておられる。「アッラーからの正しい教えを守りなさい。アッラーは、あなた方を守って下される。あなた方への正しい教えを守れば、眼前にアッラーを見いだすのであるから。祈願するならば、アッラーに祈願しなさい。助けを求めるならば、アッラーに助けを求めなさい。あなたに利益を与えようとして世界中が集まったとしても、アッラーがあなたにその事を運命づけていないなら実現することはなく、あなたに害を与えようとして世界中が集まったとしても、アッラーがあなたにその事を運命づけていないなら実現しない事を知っておきなさい。(運命を書く)ペンは片付けられ、書かれた紙がとうに乾いてしまっている。即ち、あらゆる事柄についてアッラーは、あらかじめ、運命付けられているということである。」 信仰篤い信者は、幸運に恵まれたからといって、頂天になって偉そうにすることなく、アッラーに感謝し、アッラーを賛美し、アッラーを思い慕うであろう。また、信仰篤い者が災難に出会い悩む時には、絶望することなく、災難に耐え、その宿命を受け入れる。

信者たちよ、イスラームの教義に従う集団の生活は、イスラームの教えを守り実行することによって行われるものであり、アッラーの御加護により備えられている抵抗力により、あらゆる困難や試練に打ち勝つものである。それは、活力のある集団であり、更にそれは、紛れもなく勝利が約束された集団である。

アッラーは、クルアーン・御光章において述べておられる。

「アッラーは、信仰し善行を行う者たちには、以前の者たちにしたように、いずれこの地を継がせようと約束なられた。そして、アッラーが選ばれたものを、その者たちの為のゆるぎない宗教となされた。恐怖は安心にかわり、その者たちは、アッラーに仕え、何ものかをアッラーに並べおくことをしない。…」(24章 55節)

残念ながら、今日、紛争や不安定といった悪い風が吹き荒れている。それらの紛争は、侵略的ではないのか。

アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「…、侵略的であってはならない。誠、アッラーは侵略者を御好みではない。」(2章 190節)

そうした、侵略的な紛争が原因で、主が示された道、正しい道、自由とか平等といった正当な、本来あるべき姿から、人々を遠ざけてしまっている。紛争終結の見通しは遠く、今日の世界という名の船は、平和という港を見つけられないでいる。

信者たちよ、ムスリムは今日、危険に取り囲まれており、困難な状況の中に置かれている。そして、本来あるべき平安な生活が脅かされている。イスラームの集団が今日のこの窮地から抜け出すには、アッラーを心から思い、アッラーを畏れ、預言者さまSAWのスンナに密着することである。即ち、イスラームに密着し、信仰を確かなものにすることであり、それ以外に窮地を脱する道は無いのである。それは、生活のあらゆる面においてイスラームの教えに忠実でありなさいということである。思考においても行動においても、愛するアッラーの教義、預言者さまSAWの教えを心から受け入れるということである。預言者さまSAWをお手本とすることである。それこそが大事なのであり、それ以外にはないということである。

アッラーは、クルアーン・巡礼章及び部族連合章において述べておられる。

「誠、アッラーは、信仰する者を守護なされる。…」( 22章 38節)

「信仰する男も女も、アッラーとその使徒が、何かの決定を下された時には、選り好みをすべきではない。アッラーとその使徒に背く者があれば、その者は迷路に迷い込んだ者である。」( 33章 36節)

今こそ、死んだ心を目覚めさせる時である。無頓着な者、思慮の足りない者に、アッラーを思い出させるべき時である。今こそ、悪事と言う名の深い海の底にある者を、信仰という救助船に救い上げる時である。

アッラーは、クルアーン・鉄章において述べておられる。

「信仰する者たちにとって、アッラーが下された訓戒と真理を心から受け入れる時は未だ来ていないのか。以前から経典を授けられながら、時間が長引く間に、心がかたくなになった者たち、それらの者の多くは罪深い者たちであるが、そうした者たちのようにではなくなる時は(何時なのか)。」( 57章 16節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、誠の信仰とは如何なるものかを知り、誠の信仰を自分のものにする者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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