生きる糧は、アッラーからの賜り物である(2017年1月20日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2017年1月20日)

―― 生きる糧は、アッラーからの賜り物である ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ。畏れるべき御方であられるアッラーを畏れなさい。アッラーに従いなさい。アッラーに従わないということがあってはならない。アッラーが皆を祝福なさっていることを知りなさい。人々が生きる糧を求め、生活しようと努めることは、創造の時以来アッラーが付与された特性である。人々は、朝から勤めに忙しい。人々は、引き受けた仕事や、自らが種をまき始めた仕事を行うが、それらは、アッラーが定められたものである。

至高のアッラーは、クルアーン・離婚章において述べておられる。

「(アッラーは、)彼が考えつかないところから、恵みを与えられる。アッラーを信頼する者には、その御方は、万全であられる。誠に、アッラーは、必ず御意を完遂なされる。アッラーは、凡てのことに一定の期限を定められる。」(65章 3節)

人々は、働くに当たっては一途にアッラーを信頼し、アッラーに助けを求め、お任せしなさい。

アッラーは、クルアーン・撒き散らすもの章において述べておられる。

「天には、お前たちへの糧と、お前たちに約束されたものがある。」(51章 22節)

今日、人間の生活用品は、欲望の変化と必要の多様化に連れて進化してきた。実は、以前には贅沢であったものは、今では必需品になっている。人々の仕事に専念することが、新たなものを生み出す原動力であるが、無理がたたって大いに疲れてしまう。アッラーは、人々の為の糧を用意することなしに創造することはないのである。それに気付かずに無理をすれば、自分を傷めつけることにもなり、それは正しい道から踏み外す無知に通じてしまう。クルアーンと預言者さまSAWのスンナを学び直すことで、無理に気付き修復の方法を見つけるだろう。

信者たちよ。預言者さまSAWは、お手本である。預言者さまSAWは、述べておられる。「皆の中で最良の人とは、自分の家族に親切な人のことである。私自身は、家族にとって良い人間である。」 預言者さまSAWは、家族や近親に親しくし、イスラーム社会にとってのお手本である。預言者さまSAWは、述べておられる。「財産に恵まれ、長生きすることを好む者は、近親との関係を良くすべきである。」 近親と良い関係を保つように心掛けなさい。そうすれば、アッラーは、生活と生計を豊かにして下される。また、貧困な人々を助ける者には、アッラーは、救助の品を増やして下される。そうして、貧しい人々や孤児たちを援助する為に募金をすれば、お金は増えるものである。預言者さまSAWは、述べておられる。「サダカ(任意の寄付)により、お金が減ってしまうことはない。」 即ち、寄付というものには、利益が伴うものなのである。

アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「かれらを(正道に)導くことは、あなた(ムハンマド)の責任ではない。アッラーは、御心に適う者を導かれる。あなたがたが施す良いものは、みなあなたがた自身の為である。あなたがたは、アッラーの御顔(御喜び)を願う外には施さない。施した良いものは、完全にあなたがたに返されよう。あなたがたは、不当に処遇されることはないのである。」(2章 272節)

真面目に生計を求める人は、努力し、勤勉であり、怠惰を好まないという特性を与えられている。天から金や銀が降って来ることはないのであるから、思慮深い者は、勤勉により生活の糧がを得ようとする。

アッラーは、目的を果たす為に努力する者を讃え助ける。

アッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。 

「(彼らに)言ってやるがいい。『(善い事を)行え。アッラーは、お前たちの行いを御存知であられる。彼の使徒と信者たちもまた(見ている)。やがて、お前たちは、幽玄界と現象界を知っておられる御方の許に帰される。その時、その御方は、お前たちに行ったことを告げられる。』」(9章 105節)

アッラーは、マルヤム(平安を)に与えて下さったことを知っているであろうか。マルヤム(平安を)は、陣痛の痛さの為に枯れたナツメヤシの樹に寄りかかったのである。すると、枯れたナツメヤシの樹は、青々と茂った。

アッラーは、クルアーン・マルヤム章において述べておられる。

「また、ナツメヤシの幹を、自らの方に揺り動かしなさい。新鮮で熟したナツメヤシの実が落ちてくるであろう。」(19章 25節)

アッラーは、こうして、マルヤム(平安を)に希望を与えられ、元気になるように図られた。アッラーは、あらゆることをご存じであられる。アッラーを畏れなさい。イスラームに密着しなさい。生活の糧は、アッラーの賜り物であることを知りなさい。

アッラーは、クルアーン・金の装飾章において述べておられる。

「彼らは、主の慈悲を割り当てるのか。われは、現世の暮しに必要な物をお前たちに配分し、また、或る者を外の者より上に地位を上げ、或る者を外に服させる。お前の主の慈悲は、彼らが蓄積したものより、はるかに尊いのである。」(43章 32節)

生活の糧は、多いから尊いのではなく、アッラーからの恵みであるが故に尊いのである。収入についての例を上げるなら、同じ稼ぎでも、借金の重荷を背負って得られる収入というものがある。一方で、低い収入でも、家計をまかなうに十分な収入というものがある。

信者たちよ。敬虔な者は、自分に見合った働きをし、程々の収入を得る。預言者イブラーヒーム(平安を)についての物語がある。不毛の谷に、妻と子供を置き去りにする時に、アッラーに祈願するのである。

アッラーは、クルアーン・イブラーヒーム章において述べておられる。

「主よ、私は、子孫の或る者をあなたさまの聖なる館の側の耕せない谷間に住まわせました。主よ、彼らに礼拝の務めを守らせて下さい。そうすれば、人々の心を彼らに引き付けるでしょう。また、彼らに果実を御授け下さい。きっと、彼らは感謝するでしょう。」(14章 37節)

アッラーは、イブラーヒーム(平安を)の心からの祈願に応えられた。イブラーヒーム(平安を)は、アッラーを信じ、アッラーに祈願したのである。イブラーヒーム(平安を)は、アッラーが祈願を叶えて下されると心から-信じていた。

アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「われのしもべたちがわれについてあなた(ムハムマド)に問う時(言いいなさい)。誠に、われは、(しもべたちの)近くにいる。彼がわれに祈る時、その嘆願の祈りに答える。それで、われ(の呼びかけ)に答えさせ、われを信仰させなさい。きっと、彼らは、正しく導かれるであろう。」(2章 186節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、努力を怠りませんから、生活に足りる糧をお与え下さい。

アッラーよ、あなたさまを信じ、心から祈願する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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