預言者ムハムマドSAWのお人柄(2016年12月9日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2016年12月9日)
―― 預言者ムハムマドSAWのお人柄 ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ、至高のアッラーを常に思い、アッラーに素直に従う人生を送りなさい。

アッラーは、クルアーン・鉄章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、アッラーを畏れ、使徒を信じなさい。アッラーは、倍の慈悲を授け、また、光明をお前たちの為に設け、それで(正しい道を)歩ませ、また、お前たち(のこれまでに犯した罪悪)を赦される。誠、アッラーは、寛容にして慈悲深くあられる。」(57章 28節)

信者たちよ、ワースラ・ビン・アスカウ師は、預言者ムハムマドSAWが、「確かにアッラーは、イスマイールの子孫の中から(最良の民として)キナーナ族を選んだ。また、キナーナ族の中から(最良の部族として)クライシュ族を選んだ。そして、クライシュ族の中から(最良の支族として)バニー・ハーシム(ハーシム家)を選んだ。それから、バニー・ハーシムの中から(最良の人間として)私を選ばれた。」と語ったとして伝えている 。 誠に、預言者ムハンマドSAWは、イスラーム集団にあって、それのみならず、全人類の中にあって最良の人物である。預言者さまSAWは、皆が楽園に近付く為の良い行いを教え、火獄へ近づこうとする者の悪事を防ごうと最善を尽くされた。今日においても、預言者さまSAWは、皆に知識と正しい生き方を明らかにしされるお手本であられる。預言者ムハンマドSAWは、礼拝に没頭され、そして、夜半にはタハジュードの礼拝を行うのを常とし、至高の創造主アッラーに対し美声をもって礼拝し祈願なされた。バラーウ・ビン・アーズィブ師は、「私は、預言者さまがイシャーの礼拝で、『イチジクとオリーブの樹において。』(クルアーン・イチジク章 95章 1節)を、唱えられる声を聞きましたが、その声に勝る美声を聞いたことは、未だかってありません。」と伝えている 。預言者さまSAWは、家族に親しく接し、家族のことについて親身であられ、孫たちに優しくされた。アブー・カターダ師は、「私は、預言者さまSAWが、アブー・アースの娘ウマーマを伴ってイマームとして礼拝する姿を見ました。ウマーマは、預言者の娘であるザイナブの子供でした。預言者さまSAWは、その子を肩にのせて立礼され、屈礼する時にはその子を下し、平伏礼から立ち上がる時には、また、肩に戻しました。」と伝えている。

信者たちよ、預言者さまSAWは、家族だけではなく、誰にでも、よその子供たちにも優しくされた。ジャービル・ビン・サムラ師は、「私は、アッラーの使徒SAWと、最初の同行者として礼拝に出掛けたことがありました。それから、預言者さまSAWの親族の家に寄り親族の人たちを同伴しました。その途中で、子供たちに出会いました。彼は、子供たち一人一人の両頬をさすり始めました。そして、私の両頬をもさすられましたが、そのとき、手の(気持ちの良い)冷たさと芳香を感じました。その香りは、あたかも、香水商の皮製の匂い袋から、香料を今とり出したかのようでした。」と伝えている。また、預言者さまSAWは、人々に対して控えめで、気づかいなされる方であった。がさつな態度の者に対しても腹を立てることなく優しく接し、許す寛大さを備えておられた。アナス・ビン・マーリク師は、「私は、厚い縁取りのついたナジュラーン織の外衣をまとったアッラーの御使いSAWと一緒に歩いていました。一人のベドウィンの男が近づいてきて御使いSAWの外衣を強く引っ張ったので、御使いSAWの首には、外衣の厚い縁取りが当たった跡が出来ていました。その男は、『ムハムマドよ、あんたの所にあるアッラーの富を私にも分けるよう命じてくれ。』と言った。御使いSAWは、その男に向かって微笑まれ、そして、(教友に一人に)彼に与えるよう命じられました。」と伝えている。これは、預言者さまSAWの度量の大きさを示したハディースで、このような預言者さまSAWのお人柄が、心貧しい多くの人々の気持を変えたという。

信者たちよ、預言者さまSAWは、人々を前にして、アッラーを思うことについて語り続け、場所を移してはそのことを語り続けられた。そして、出会った人のことを思い、相談にはよく耳を傾けた上で助言なされた。誰をも助けてあげようと真剣に向き合われ、ご自分の能力を超えた願いに対しては、助けられないことを伝え素早く素直に謝られたという。預言者さまSAWは、皆の父親のような存在であり、誰をも公平、公正に扱われた。一生を通して、人々に優しくなされ、人々の心に優しさとは何であるかを印象付けられた。預言者さまSAWは、ご自分を中心とした集まりをイスラームという宗教の為のものとして実施された。教えの実行が大切であると、憐み、謙虚、忍耐、正直という基礎的なものを人々に植え付けることであった。預言者さまSAWは、いつでも辛抱強く、寛大で、親しみやすい方であり、不作法な話しぶりや不遜な態度のことはなかった。預言者さまSAWは、ご自分の集団の人々に、現世で災難、苦難に遭いはしないかと、来世で責め苦に遭いはしないかと心配しておられた。全能のアッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。

「今、使徒がお前たちの為に、お前たちの間からやって来た。彼は、お前たちの悩みごとに心を痛め、お前たちの為にとても心配している。信者に対し優しく、また、情け深い。」(9章 128節)

預言者さまSAWは、預言者たちに与えられた執り成しの祈願を、自分の集団の人々の為にとっておかれたそうである。アブー・フライラ師によると、アッラーの御使いSAWは、「全ての預言者は、各一回、アッラーに何事かについて懇願の祈りを奉げる機会が与えられており、その願いは叶えられることになっている。私は、その祈りを、復活の日における私の信者の執り成しの為にしまっておいた。」と述べられたということである。

信者たちよ、アッラーの御使いSAWに従い、人生のあらゆることについて御使いSAWのスンナに従うならば、それ相当の報酬が得られる。また、それに従って子供を育てると、それ相当の報酬が得られる。そして、信者たちは、預言者さまSAWに祝福がもたらされるように祈願するがよい。イブン・アブー・ライラ師は、次のように伝えている 。「カアブ・ビン・ウジュラ師は、私に会い、『一寸した贈物(良い話)をさしあげましょう。』と言って次のように語った。『アッラーの使徒SAWが我々の所にやって来たので、『あなたの上に平安をいかに祈願するかは既に承知していますが、あなたを祝福するにはどうしたらよいのでしょうか。』と尋ねた。すると、預言者さまSAWは、次のように唱えなさいといった。『おお、アッラー。ムハンマドとムハンマドの一族を祝福賜え。丁度、あなたさまがイブラヒームの一族を祝福されたと同じように。誠に、あなたさまは、称讃に値し、栄光に満ちた御方です。おお、アッラー。ムハムマドとムハムマドの一族に恵みを垂れ賜え。丁度、あなたさまがイブラヒームの一族に恵みを垂れた賜もうたと同じように。誠に、あなたさまは、称讃に値し、栄光に満ちた御方です。』 」 また、アブー・フライラ師は、アッラーの使徒SAWの言葉として次のように伝えている 。「私に対して一回祝福した者には、アッラーがその者に十回祝福されよう。」

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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