誠実で真実を語る者でありなさい(2016年10月28日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2016年10月28日)

―― 誠実で真実を語る者でありなさい ――

称賛は、アッラーのもの。アッラーは、人々に誠実でであって真実を語ること者であるようにと命じておられ、誠実な者たちと共にあるように教えておられる。アッラーの外に崇拝する神はなく、アッラーには、共同者は存在しないことを証言する。そして、ムハムマドは、預言者でありアッラーの御使いであることを証言する。

信者たちよ、神を畏れる者であり、至高のアッラーに従う者でありなさい。

アッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、アッラーを畏れ、(言行の)誠実な者と一緒にいなさい。」(9章 119節)

真実を語ることはとても大事なことであり、天国への扉の鍵となるものである。敬虔であることと、嘘吐きであることとは、信心深い者の心に同時に宿ることはない。

至高のアッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。

「アッラーの御印を信じない者は、平気で嘘を思い付き、その者こそは、嘘つきである。」(16章 105節)

預言者さまSAWは、述べておられる。「誠に、信仰深い者は、生まれながらに背信行為や虚偽からは距離を置いた性質を身につけているものである。」 ムスリムは、臆病者であったり、けちん坊であったりすることはあっても、嘘つきであってはならないのである。「ムスリムは、臆病者であっても良いでしょうか。」と問われた預言者さまSAWは、「よろしい」と答えられ、「ムスリムは、けちん坊であってもよろしいでしょうか。」と問われ、「よろしい。」と答えられた。「ムスリムは嘘つきであってよろしいでしょうか。」と問われ、「いけない。」と答えられた。誠実であることは、ムスリムがアッラーの御満悦とアッラーからの愛を得るのに役立つ手段である。至高のアッラーは、クルアーンの中で、真実を語ることは、審判の日に救済され成功を勝ち取る手段となると述べられることでそのことを明らかにしておられる。

アッラーは、クルアーン・食卓章において述べておられる。

「アッラーは仰せられよう。『これは、彼ら正直者が正直であるが故に得をする日である。彼らには、川が下を流れる楽園があり、永遠にその中に住むであろう。』 アッラーは、彼らに満悦なされ、彼らは、アッラーに満足を憶える。それこそ、大願の成就である。」(5章 119節)

ムスリムが、アッラーに対して、預言者さまSAWに対して、自分自身と世間に対して誠を尽くすことで、その者の誠実という名は完全なものとなる。至高のアッラーに対して誠実であるとは、アッラーに従い、アッラーにお近づきになることである。預言者さまSAWに対して誠実であるとは、預言者さまSAWに従い、預言者さまSAWを真似ることである。自分自身に対して誠実であるとは、過ちを悟り、それを正すことを自分自身の務めとすることである。世間に対して誠実であるとは、自分と世間が満たされることを目的として、心を込めて務めることである。誠実であることを実現し、自分の家族と世間に対して有益であるように務め、家族や世間の幸福や安定の助けとなりたいものである。

信者たちよ、誠実であるということは、正直であることを意味し、誠意ある言葉と行いを含んでいるその他のあらゆることに及ぶものである。言葉が誠実であるとは、例え、冗談を言う場合であっても、いかなる嘘も口からついて出ることがないように努めるということである。預言者さまSAWは、冗談は言われることはあったが、嘘は交えることなく真実を語ることを貫かれた。預言者さまSAWは、述べておられる。「冗談を言う時にさえ、嘘から距離を置いた者については、天国の中心に住まいを得ることを、私は、保障する。」 行いが誠実であるということは、アッラーを意識し、裏表なくアッラーに従い、アッラーに御近づきになろうとすることである。そこには、背信という善行とアッラーからの報酬とを台無しにしてしまうものの兆候すら見いだせないということである。あらゆる場面で誠実であるとは、心と身体に正しさが求められるということである。即ち、アッラーの御悦びの為だけに、良い思いが心に浮かび、身体が応答するということである。預言者さまSAWは、述べておられる。「誠実を貫きなさい。なぜなら、誠実であることは、清廉へと導き、清廉であることは、天国へと導く。誠に、真実を語り、正直であることを守った者は、アッラーの御前に立つ時に正直者と書かれている。嘘を吐くことには用心しなさい。嘘を吐くことは悪事であり、悪事は火獄への導きである。誠に、嘘を吐くことを続けた者は、アッラーの御前に立つ時には大嘘つきと書かれているだろう。」 

信者たちよ、預言者さまSAWをお手本として見習い、真実を語ることに心を傾け、そのことに執着しなさい。預言者の妻ハティジャさま(平安を)は、預言者さまSAWが次のように語ったと伝えている。「何たる喜びであろうか。アッラーに誓って、近親に親切であり、真実だけを語るということだけで、不面目となること、即ち、火獄に落とされることは決してない。」 誠実であるということの中には、心から悔悟することが含まれる。それ故、心から悔悟するならば、アッラーは、きっと受け入れて下される。

アッラーは、クルアーン・禁止章において述べておられる。

「お前たち、信仰する者よ、謙虚に悔悟してアッラーに帰れ。・・・」(66章 8節)

アッラーよ、あなたさまが命じられるままに、あなたさまに従う者であるように御導き下さい。

アッラーは、クルアーン・婦人章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、アッラーに従いなさい。また、使徒とお前たちの中の権能をもつ者に従いなさい。・・・」(4章 59節)

預言者ムハムマドSAW、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、言葉において、行いにおいて、その他のことについて、誠実な一人であるように御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAWに従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、舌を悪事から守ることが出来るように、そして、舌を良いことにだけ使うように御導き下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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