マスジド(2016年10月21日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2016年10月21日)

―― マスジド ――

あらゆる賞賛は、賞賛を受けるに相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでなくして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。

信者たちよ、我々は何かに従おうとするならば、アッラーが命じておられることに従い、その従うことによって自分自信の生き方を定めるがよい。

アッラーは、クルアーン・雌牛章において述べておられる。

「お前たちは、アッラーに帰される日の為に、(アッラーを)畏れなさい。その時、各人が稼ぎ出した分に従い清算され、誰も不当に扱われることはないであろう。」(2章 281節)

即ち、アッラーを畏れ、素直な心を養い、アッラーの命令に従いなさいということである。

信者たちよ、アッラーの家、即ち、マスジドは、信者を加護する場所であり、敬虔な者にとっての拠り所である。信仰する者の心は、マスジドと共にあり、ムスリムたちは、マスジドの中ではアッラーを讃えることに専念する。

アッラーは、クルアーン・御光章において述べておられる。

「(その御光は、) 御名前が唱えられる為にアッラーによって建てられた家(マスジド)の中にあり、そこでは、朝夕その御方が讃美される。」「人々は、交易や商売に心を奪われることなくアッラーに思いを寄せ、礼拝の務めを守り、定めの喜捨に怠りなく、彼らの恐れは、心も目も転倒する日(終末の日)にある。」(24章 36–37節)

至高のアッラーは、マスジドを人々のより所で、安心出来る場所となされている。マスジドにそびえるミナレットからは、全能のアッラーの御名が高らかに唱えられ、マスジドの隅々から良い言葉が聞こえ、良い行いに満ちている。また、マスジドでは、クルアーンが朗誦され、預言者さまSAWのハディースと伝承が教えられる。ムスリムたちは、礼拝の為、アッラーを讃える為ばかりではなく、有用な知識を学び、理解を深める為に、マスジドへとやって来る。その良い例として、ムスリムたちは、毎週マスジドに集まり、金曜日礼拝のホトバに耳を傾ける。ムスリムたちは、アッラーの呼び掛けに従ってマスジドへと集まって来るのである。

アッラーは、クルアーン・合同礼拝章において述べておられる。

「お前たち信仰する者よ、合同礼拝の日の礼拝の呼び掛けが唱えられたならば、商売から離れ、アッラーを念じることに急ぎなさい。お前たちが分かっているならば、それが、お前たちにとって最も良い。」(62章 9節)

誠に、マスジドは、祝福された神聖な家である。預言者ムハムマドSAWは、「地上で最も神聖でアッラーに近い場所というのは、それはマスジドである。」と述べておられる。

信者たちよ、マスジドは、信者たちが感じている通りの、それ自体が神聖で徳の高い場所である。その徳の高さには、至高のアッラーがマスジドへ通う歩みに対して報酬を倍加して下される程のものがある。ムスリムたちは、マスジドへ行き、マスジドから帰る一歩一歩に対して、報酬を与えられる。礼拝の為の清めを行い、合同礼拝の為にアッラーの家、即ち、マスジドへと向かう誰に対してでもアッラーは、良い行いを二倍に数えられ、歩いた歩数に応じて過ちを帳消しにして下される。預言者さまSAWは、述べておられる。「清めを正しく行い、信仰行為の為に家を出て、右足が地に着く前には、アッラーは一つの良い行いと記録なされ、左足が地に着く前には、アッラーは、悪事を一つ減じられる。マスジドの近くに住む者も遠くに住む者も、マスジドへ来て、合同礼拝する者は誰でも、アッラーより御赦しが得られる。マスジドに着いた時に礼拝が既に始まっていたならば、その時点で合同礼拝に加わり、その後、行っていない分を自分で行い終えるならば、アッラーより御赦しが得られる。マスジドに着いた時点で既に礼拝が終わっていても、自分で行い終えるならば、アッラーより御赦しが得られる。」

信者たちよ、ムスリムの作法として、マスジドへ行く時には、身を浄め、清潔できちんとした服装であるように心掛けるがよい。至高のアッラーは、クルアーン・高壁章において述べておられる。

「アーダムの子孫よ、いずれのマスジドでも清潔な衣服を身に付けなさい。・・・」(7章 31節)

預言者さまSAWは、述べておられる。「アッラーは、誰でもその御前に立つ時には最もきちんとした姿であるべき御方であるから、礼拝をしようとする者は誰でも、服装を正すべきである。」 特にルクーやセジュッの身体をかがめる動作では、露出すると礼拝を無効にしてしまう身体の部分が出てしまい、礼拝を台無しにすることがないように留意しなさい。また、マスジドに足を踏み入れる者は、服装を正すと同時に、他の人の気になるような嫌な臭いが身体や衣服から出ないように気お付けなければならない。預言者さまSAWは、述べておられる。「玉ネギやニンニク、ニラを食べた者は、私達のマスジドに近づいてはならない。なぜならば、天使たちもまた、アーダムの子孫が害されるものによって同様に害されるからです。」 従って、マスジドに向かう直前に食事をとる場合には、気をつけるなさいということである。更には、礼拝する他のムスリムたちのじゃまをし、集中力に悪影響を与えるようなことがあってはない。特に、うるさい呼び出し音を発する携帯電話の持ち込みは、そうしたじゃまをするものの一つである。マスジドでは、携帯電話の電源を切るか、ナマーモードにしておくべきである。

信者たちよ、預言者さまSAWの遺産の一部分でも、自分のものにする為に勉強会に参加し学び、また、

クルアーンを学習する機会が、マスジドにはあることを知っておきなさい。心と行いとを教化育成するあらゆるもの、即ち、預言者さまSAWの遺産がマスジドでは得られる。ある時、アブー・フライラ師(平安を)が、マディナの市場の一角で立ち止まられた。「人々よ、市場には無いないものがあるではないか。」と人々に呼び掛けると、「師よ、何を意味しているのかね。」と言う者がいた。「預言者さまSAWの遺産を分配しているところがあるというのに、ここに留まっているだけなのかね。自分の分け前を得る為に、そこへ行こうとはしないのかね。」と師は言った。「それで、その場所とはどこですか。」と問うた。アブー・フライラ師(平安を)が、「あのマスジドの中である。」と言うと、人々は、直ぐに出掛けて行った。師が待っているところに人々が戻って来たので、「何を見つけたかね。」と師が問うと、「確かに我々はマスジドへ行ってきたが、師が言われる分け前に与かるようなものは見つからなかった。」との答えが返ってきた。「マスジドの中に、誰かいるのを見なかったかね。」と、師が言うと、「勿論、我々は礼拝をし、クルアーンを朗誦し、ハラルやハラムについて教え学習している人々を見逃してはいない。」との答えがあった。アブー・フライラ師(平安を)は、「ああ、それこそ預言者さまSAWの遺産の分け前ではないか。」言った。誠に、学問を積んだ学者たちは、預言者さまSAWの遺産と気高いイスラームとを教え広めるものであり、過激で厳格過ぎることには抵抗して、人々が恵みを受け、平安であるようにするのが役目である。我々皆、指導者たちが寛大であるように願うものである。預言者さまSAWは、述べておられる。「地にあり、天にある凡ては、大海の魚でさえ、学者たちが寛大であるように願う。」 

アッラーのしもべである皆は、アッラーの家へと出かけようと務め、そこで合同礼拝をし、学習に加わり、クルアーン朗誦を行うがよい。我々は、マスジドが最良の場所であるように保とうとして努力するべきであり、そこを清潔に保ち、設備を整え、悪い会話を避け、神聖さをけがすことがないように求められている。我々皆、合同礼拝や金曜合同礼拝に加わり、アッラーの慈悲を祈願するように努めなさい。また、マスジドでの行事、即ち、イスラームの知識を広め学び、クルアーンを学ぶことは、マスジドそのものに位置づけられた中心的な役割である。マスジドが、安全で安心で、崇拝行為に満ち、悪い言葉などが聞かれない平安な場所であらねばならない。それ故、我々皆、マスジドの維持の為に最善を尽くし、信仰で満たされるように努め、管理しようではないか。

アッラーは、クルアーン・悔悟章において述べておられる。

「アッラーのマスジドは、こうした者たちによって管理されるべきである。(こうした者たち、即ち、)アッラーと終末の日を信じ、礼拝の務めを守り、定めの喜捨をなし、アッラー以外の何ものをも畏れない者たちである。これらの者たちは、正しく導かれる者となるであろう。」(9章 18節)

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、マスジドの大切さを知り、マスジドでは正しくある者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを称讃し、あなたさまに感謝する者であるように御導き下さい。

アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。

アッラーよ、預言者ムハムマドSAW に従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。

アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。

アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。

アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。

アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。

アッラーよ、日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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