ラマダーン月に行った良い行いを継続しよう(2016年7月8日)

大塚マスジド 金曜日礼拝ホトバ 要約 (2016年7月8日)
―― ラマダーン月に行った良い行いを継続しよう ――

あらゆる賞賛は、アッラーのもの。我々ムスリムは、アッラーへの崇拝の機会とイスラームを与えて下さったアッラーを讃える。我々は、何かが起こればアッラーを讃え、何かを決めようとする時にはアッラーに御助けを願う。我々は、敬虔なムスリムでありたいとアッラーにお願いし、病気、怪我をすることなく健康でいられるようにとアッラーに請い願う。我々は、アッラーでなくして崇拝する何ものも存在せず、アッラーには共同者はないことを証言し、アッラーだけを信仰崇拝することを誓う。また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。ムハムマドSAWは、イスラームを、正しく完全に我々に伝えられた方であられる。

信者たちよ、アッラーを畏れなさい。何事であっても、何かを行う時には、アッラーの教えに従いなさい。悪事を避けなさい。アッラーは、クルアーン・集合章において述べておられる。
「お前たち信仰する者よ、アッラーを畏れなさい。明日のために何をしたか、各自めいめい考えなさい。そして、アッラーを畏れなさい。誠、アッラーは、お前たちの行うことをよくご存知であられる。」(59章 18節)

ラマダーン月、それは、学校のようである。我々は、ラマダーン月に、イスラームの基本を学び、大事な行いを実践した。我々は、如何にして悪に屈することなく、如何にして悪に染まらないかを学んだ。我々は、悪事を犯さないように耐えるかを学び、自分の欲望に如何に溺れないようにするかを学んだ。我々は、如何に言い争いを避けるかを学んだ。我々は、ムスリムとして結束し一つの集団となることを学んだ。ラマダーン月にムスリムたちは、何列もの真直ぐな列を作り一体となって礼拝したではないか。ラマダーン月が去っても、多くの信仰行為を継続し行うべきである。ラマダーン月に信仰の故に流した涙が、ラマダーン月の後にも止まることがありませんように。マスジドが信者でいっぱいになったが、ラマダーン月の後にも同様でありますように。ラマダーン月の後も引き続き祈願し、アッラーを讃える言葉を唱え、クルアーンを読誦しますように。ラマダーン月中に行った良い行いをラマダーン月後にも継続することは大事である。信仰行為を継続し、悪事に走ることがないように。信者たちは、サダカやザカートを支払った。機会があれば、ラマダーン月の後にもサダカやザカートを気前よく支払いますように。ラマダーン月に別れを告げても、敬虔なムスリムたちは、アッラーの教えに別れを告げるのではなく、主への信仰を確実にし、善行を積むことを続けることで創造主との絆を強くするのである。

信者たちよ、ラマダーン月が去った後にも、良いことの機会は、毎日、毎夜に確実にある。良いことの機会の一つが、日に五回の礼拝をマスジドにおいて集団で行うことである。預言者ムハムマドSAWは、「集団で行う礼拝は、単独で行う礼拝の数十倍の善行に値する。」と述べておられる。そして、我々には、毎週繰り返される、良い分け前がある。それは、金曜礼拝のことである。金曜礼拝には、ムスリムたちの祈願をアッラーが叶えて下される特別の時がある。我々には、夜半の礼拝というものもある。預言者さまSAWは、「夜半の礼拝は大事である。それは大層な善行であり、アッラーに御近づきになる手立てである。そして、それは、悪事を消し去り、悪事から遠ざかり、病を追い出すものである。」と述べておられる。ラマダーン月には、クルアーンを読誦する機会を得た。クルアーンの読誦は、口から出る香気であり、心を満たしてくれる。預言者ムハムマドSAWは、「クルアーンを読誦しなさい。クルアーンは、審判の日には、読誦した者の仲介役となって下される。」と述べておられる。信者たちよ、アッラーは、御使いさまSAWに、信仰行為を止めることなく行うべきであると教えられた。心から信仰するまで、主への信仰行為を行いなさい。それは、信者が人生を終えるまで、信仰行為に終わりを与えないということであり、いつでも、常に、主を崇拝するということである。預言者さまSAWは、そのことをご存知で片時も止むことなく、人生のあらゆる瞬間をアッラーへの信仰行為に費やされた。預言者さまSAWは、「主が最も御好みのこととは、小さな善行であっても継続的に行うことである。」と述べておられる。簡単で小さな善行であっても、続けることが大事だということである。至高のアッラーは、クルアーン・洞窟章において述べておられる。
「言ってやるがいい。『私(ムハムマド)は、あなたがたと同じ、ただの人間に過ぎない。あなたがたの神は、唯一の神(アッラー)であることが、私に啓示されたのである。誰でも、主との会見を請い願う者は、正しい行いをしなさい。主を崇拝する場合には、何一つなりとも(同位に)配ししてはならない。』」(18章 110節)
アッラーの我々への慈悲について、アッラーに感謝しなさい。アッラーの外に崇拝する何ものも無く、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、御使いであることを、心から認めなさい。

信者たちよ、アッラーを畏れなさい。アッラーを崇拝することを教えて下れた御慈悲の故に、アッラーに感謝しなさい。ラマダーン月は去っても、信仰行為を熱心に行う扉が閉まってしまった訳ではない。ラマダーン月ではなくても、断食斎戒を進んで行うことも出来る。清い日というのは、毎月の、13日、14日、15日であるが、預言者ムハムマドSAWは、「毎月三日間の断食斎戒を行うならば、13日、14日、15日に行うがよい。」と述べておられる。また、シャワル月には、六日間の断食斎戒が勧められている。預言者ムハムマドSAWは、「ラマダーン月の断食斎戒を全うし、シャワル月に六日間の断食斎戒を行うならば、一年中断食斎戒を行うようなものである。」と述べておられる。ラマダーン月に行った断食斎戒は、十か月間の断食斎戒とみなされ、シャワル月の六日間の断食斎戒は、二か月間の断食斎戒とみなされるからであり、合計すると十二か月間、即ち、一年間となるということである。シャワル月の六日間の断食斎戒は、日を分けても連続しても差し支えない。今年行っても来年も行うことが出来るとは限らないのであるから、大きな報酬を失わないように、出来る時に実行しなさい。

信者たちよ、アッラーを忘れないようにしなさい。ラマダーン月の報酬を受けられるように今年は最善を尽くしたとしても、来年のラマダーン月を迎えられるかどうか分からないということを知りなさい。預言者ムハムマドSAWに敬意を払い挨拶するようにしなさい。アッラーは、クルアーン・部族連合章において述べておられる。
「誠、アッラーと天使たちは、聖預言者を祝福する。信仰する者たちよ、お前たちは、彼を祝福し、(最大の)敬意をもって挨拶しなさい。」(33章 56節)
預言者ムハムマドSAWは、述べておられる。「私を一度でも祝福した者を、アッラーは、何度でも祝福なされる。」

預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブー・バクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。

アッラーよ、ラマダーン月に行った良い行いを継続して行う者であるように御力添え下さい。
アッラーよ、あなたさまを愛し、預言者さまSAWを愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ、預言者ムハムマドSAWに従い、イスラームの教えを守る者にして下さい。
アッラーよ、私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。
アッラーよ、仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。 アミィーン

ホトバ要約.

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