東日本大震災支援 報告103

2013年4月28日

アッサラームアライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ

4月28日(日)、埼玉県加須市の旧騎西高校で、福島県双葉町から避難されている方々へ炊き出しを行いました。

東日本大震災による原発事故から2年2ヶ月経とうとしていますが、現在も旧騎西高校で避難生活を続けている方が127名います。

この日は連休で、福島の親戚を訪ねる方も多いと伺い、私たちは100名分の食事を用意して行きました。

メニュー(100人分):

チキンカレー(チキン、ジャガイモ、人参)
筑前煮(タケノコ、椎茸、油揚げ、レンコン、ゴボウ、人参、こんにゃく、グリーンピース)
野菜サラダ(レタス、キュウリ、トマト、人参、ゴマドレッシング)
なつめやし、オレンジ、日本茶

Support Activity to the townpeople of Futaba at Kisai Highschool 1

前日の夕方から大塚モスクでカレースープと筑前煮の仕込みをして、当日の朝6時から炊飯とサラダの準備を行い、騎西高校での配食には、8時30分に大塚モスクを出発し、5人で伺いました。

当日は暖かく天気に恵まれました。10時過ぎに騎西高校に到着。
まず双葉町役場へ伺って挨拶をし、学校内の4か所(生徒ホールの2階、2つの体育館、教室)で避難生活されている方々へ、本日の炊き出しを周知する放送をお願いしました。

そして、炊き出し会場の生徒ホール奥にある調理スペースでカレーと筑前煮を温め、オレンジをカットして準備し、11時30分から配食を始めました。

配食が始まるとあっという間で、気がつくと1時間ほど経っていて、配り終えていました。
生徒ホール内のテーブルで食べて帰る方もいましたが、持ち帰って食べる方が多く、家族分を一度に運ぶ方もいるので、どうにか運びやすく工夫できればと思いました。

サラダの準備がなかなか手際よくいかず、お待たせしてしまいました。
最初にせっかくのごまドレッシングを出し忘れていたのは失敗でした。

それでも、「筑前煮がとてもおいしい」「3食カレーでもいいくらいカレーが好き」「野菜がなかなか食べられないのでサラダが貴重です」とおかわりに来てくれたり、「忙しいでしょ?」「ありがとう」など気遣いや感謝の言葉をかけていただきました。

Support Activity to the townpeople of Futaba at Kisai Highschool 2

生徒ホール1階には、避難生活をされている方々が集まる「Fカフェ珠寿(JUJU)」があります。
配食を準備する前に、このカフェに集まっていた方々と少しお話をすることができました。
現在ここで避難生活をしているのは、65歳以上の方がとても多いそうです。
このカフェに来て誰かと話すのがリハビリになるという方もいました。
年配の家族を気遣った住宅の悩みや、毎日のお弁当は食券で引き換えること、若い人と年配の方で食事が違うので、それぞれメニューが選べると嬉しいという話もありました。
自分たちで調理するのに、4階にある家庭科室が使えるそうですが、道具を持って行き来するのは困難なようです。

このカフェには、平日、ボランティアの方がお茶やコーヒーを補給してくれるそうですが、残念ながら休日だったのでお茶などがありませんでした。そこで、近くのお店で日本茶(知覧茶)を調達してきて皆でいただきました。食事のときにも一緒に飲んでいただいたのですが、とてもおいしいお茶を発見して収穫でした。

Support Activity to the townpeople of Futaba at Kisai Highschool 3

配った後もオレンジがまだ沢山あり、カレーとご飯、筑前煮も少し余ったので、役場の方に、欲しい方がいたら分けていただけるように願いしてきました。

6月に双葉町役場がいわき市に移転するそうですが、旧騎西高校に残る方もいるので、今後も継続して伺うことができればと思います。


(写真:田川基成)

東日本大震災支援.

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