模範とすべきもの その3

2012月2月17日

あらゆる称賛は、アッラーのもの。

アッラーは、良いムスリムに敬神の心という衣をまとわせて下される。
アッラーは、信仰という装身具で飾り付けて下される。
信者たちよ、本日は「模範とすべきもの その3」であり、「模範とすべきもの」の最終回である。
「模範とすべきもの」とは、とりもなおさず預言者ムハムマド(祝福と平安を)のことである。

アッラーは、クルアーン・イムラーン家章において次のように述べておられる。

「誠、アッラーは、信者たちに対して豊かに恵みを授けられ、彼らの中から一人の使徒を登用し、啓示を彼らの為に読誦させ、彼らを清め、また啓典と英知を教えられた。これまで彼らは、明らかに迷いの中にいたのである。」(3章 164節)

ムハムマド(祝福と平安を)が啓示を授かる前、即ちアッラーからの啓示を受け取る預言者が存在したかった時期、その時人々は知識に欠けた暗黒の中に生活していたものである。それでも、全く困窮したその状況から、より良い状況になるのを待つ敬虔な者たちはいたのである。それでアッラーは、彼らの窮状に応える為に、御使い(祝福と平安を)を遣わしたのである。

その平和を実現する為の使徒は、彼らの中に現に存在する最良の人物、即ちムハムマド(祝福と平安を)であった。その御使い(祝福と平安を)は、人々を導き、人々が道を踏み外さないように守ることに、あらゆる努力を怠らなかった。

知識をもって、人々を暗黒から光明へと導き、当時習慣となっていた襲撃によって人の財産を奪うことよりも、自らが労働し金を稼ぐことを教えたのである。人々が高潔で立派な生き方を身に着けて、高い品性を打ち建てるように熱心に説いたのである。

アッラーは、クルアーン・合同礼拝章及び食卓章において次のように述べておられる。

「・・・また、(御使い(祝福と平安を)は、)印を読み聞かせて彼らを清め、啓典と英知を教えられた方である。」(62章 2節)

「お前たち啓典の民よ、使徒たちが中断された後、わが使徒がやってきて、お前たちに対し解明をする。これはお前たちに、『私たちには吉報の伝達者も警告者も来ない。』と、言わせない為である。今、吉報を伝え警告を与える者が、まさにお前たちの所に来たのである。」(5章 19節)

クルアーンの多くの章節は御使い(祝福と平安を)の高尚さに焦点を合わせている。それ故我々ムスリムは、御使い(祝福と平安を)について正しく価値を認めなければならないのである。我々が良い信者であろうとして彼を愛するならば、彼の導きと命令に従い、崇高で卓越した彼の行動に学び、その教えを守り、導きに従ういということである。

そうすることで我々が、御使い(祝福と平安を)の価値を正しく認めたことになるのである。彼を如何に愛しているといった所で、行為に反映されないならば、その愛するという言葉は意味をなさない。間違いなく彼は、品性と良い行いについて、人類が真似るべきお手本なのである。

「ムハムマドという方の特質」というテルミズィ師(平安を)の書には、教友が語ったという預言者ムハムマド(祝福と平安を)の人物像が描かれている。

闊達な、慌てない、従順な方であった。がさつで、騒々しいところが無く、下品な言葉遣いはなさらなかった。

人をとがめ立てせず、議論の為の議論は決してなさらなかった。

自分に関わりの無いことに注意を向けることはなかった。

助けを求める人を失望させることは無く、素手の彼から何か得ようと望むものを見捨てることはなかった。

三つのこと、論争、浪費、自分に関わりのないことに手を染めることを控えた。

また、更に人に対し三つのこと、見くびる事、あらを探すこと、過ちを探すことをなされなかった。
話をすることに価値を認めずして、口を開かれることはなかった。

それ故、彼が話をするときには、教友の誰もが聞き耳を立てた。彼が話し終えるまで、教友たちは黙って聞き、言い返すことは無く、彼を前に議論することも無かった。

彼の行いについて誰かが語れば、教友たちはその話をお終いまで聞いた。彼は、ぶしつけに質問してくる見知らぬ人には寛容であった。見知らぬ人がする彼への質問の答えが役立つものだから、教友たちは彼の許に見知らぬ人を連れて来るのであった。

彼は、施しを要する人を見つけたら連れてくるように教友たちに命じていた。彼は、「ジャザーカッラー・ハイルン(アッラーが善くして下さいますように)」と人が述べるまでは、その人の褒め言葉を受け入れられることはなかった。

これらが預言者さま(祝福と平安を)のやり方であり、我々が本当に預言者さま(祝福と平安を)を愛しているならば、それをお手本として行動すべきである。

アッラーよ、私たちを、アッラーの御使い(祝福と平安を)を見習い実行できる者であるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちが正しい道を歩むように御加護下さい。私たちの信仰心を強くして下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、あなたさまに感謝し、満足を知る者でありますように。
アミィーン

ダウンロード:マスジド大塚金曜日礼拝ホトバ要約(2012年2月17日).doc

ホトバ要約.

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