模範とすべきもの その2

2012月2月10日

あらゆる称賛は、アッラーのもの。
アッラーは、良いムスリムに敬神の心という衣をまとわせて下される。
アッラーは、信仰という装身具で飾り付けて下される。

信者たちよ、アッラーは、御使いムハムマド(祝福と平安を)を通じて信仰を教えて下されたのであるから、日々如何なる時にも御使い(祝福と平安を)を我々は模範としなければならないのである。

アブー・フライラ師(平安を)によると、アッラーの使徒(祝福と平安を)は次のように述べられた。

『我に従う者は、アッラーに従うものである。我に従おうとしない者は、アッラーに従おうとしない者である。我が指名した指導者に従う者は、我に従う者である。我が指名した指導者に従おうとしない者は、我に従おうとしない者である。』

アッラーは、クルアーン・集合章において次のように述べておられる。

「・・・また、使徒がお前たちに与えたものはこれを受け、お前たちに禁じるものは避けなさい。アッラーを畏れなさい。誠、アッラーは、懲罰に厳重であられる。」(59章  7節)

イマム・ビン・カシール師(平安を)はこの章節について、アッラーの使徒(祝福と平安を)の行い、言葉、生活上で行われた事、更には教友たちに従うことの大切さについての基本がここに語られていると述べている。

我々は、預言者さま(祝福と平安を)を愛さなければならない

「どうしてそうまでして預言者さま(祝福と平安を)を愛さなければいけないのか。」と、問う者がいるかもしれない。それについては、次のハディースを読めば明らかである。

「アナス・ビン・マーリク師(平安を)によると、アッラーの御使い(祝福と平安を)はこう言われた。『あなた方誰もが、私をあなた方の子供、父親、あるいは全人類よりも大切な存在と考えるようにならない限り、イスラームの信仰者とはいえません。』」

教友たちが、どれ程までに御使い(祝福と平安を)を愛していたかを、本当のところが分かるであろうか。実際、彼らは御使い(祝福と平安を)を愛しており、その表れは自分の財産、家族、自分自身を犠牲にすることをいとわず、その愛を証拠立てる事実は止まるところを知らない。

「行いは語るより雄弁である。」という諺があるではないか。

教友の一人、クバイブ・イブン・アディイ師が、不信仰者たちに捕らえられ、処刑の為にハラム(現在の聖マスジド)に引っ張り出された時のことである。2ラカアの礼拝をする時間を求め、短く2ラカアの礼拝を済ませ、そして述べたそうである。

あなた方が、私が死を恐れていると思わなかったならば、礼拝にもっと長い時間をかけたのだが、私について何を考えているか分かっているので、短く礼拝を済ませることにした。更に、アッラーよ、私の前に見えるのは敵の顔ばかりで、御使いに私からの言付けを伝えてもらうにしても使いの者は見当たらない。アッラーよ、どうか私の別れの挨拶を御使いにお届け下さいと祈願した。

それで、天使ジブリールがアッラーの御使い(祝福と平安を)の許へやって来て、その挨拶を伝えたのである。クバイブ師の処刑を前に、不信仰者たちが、今のお前の場所にムハムマドが居れば、お前は自由になるとは考えないのかと尋ねると、クバイブ師はアッラーの御使いへの愛に満ちた気持ちで、全能のアッラーに誓って、私の命の代わりに御使いの足に僅かな棘でも刺さることを望むことなどあり得はしないと答えたと言う。

間もなくして、彼は処刑されたのである。これは教友が預言者さま(祝福と平安を)を、いか程に心から愛しているかについての物語である。

或る男がイスラームを指導する先生のところへ来て、預言者さま(祝福と平安を)を愛してはいるが、預言者さま(祝福と平安を)は夢にも現われやしませんと言った。

愛が心からのものではないからではないかと先生はたしなめたが、男はどんな人、物よりも預言者さま(祝福と平安を)を愛していると主張しゆずらなかった。

そこで先生は、彼を夕食に招き家に泊めたのである。さて、食事をお皿に取り分けるときに、先生は男にすごくいっぱいの塩とスパイスも取るようにわざと勧め、またわざと水を用意しなかった。

男はとても遠慮深く、塩辛くスパイスが効いていたが水を求めはしなかった。明け方、先生は男を礼拝の為に起し、そして、どんな夢を見たかねと尋ねた。

男は、真水であふれる川と、大雨が降る夢を見たと答えた。

本当に喉が渇いていたから夢の中に水が出てきたのであって、預言者さま(祝福と平安を)を本当に愛しているなら同様に預言者さま(祝福と平安を)は夢に現れるであろうと、先生は語った。

預言者さま(祝福と平安を)を愛していると、どうやって証明するのだろうか。預言者さまを愛していると証明する唯一の方法は、預言者さま(祝福と平安を)をお手本として従うことを始めることである。

預言者さま(祝福と平安を)が合法であると言われる行いを守り、非合法であると言われる行いを避けること、そうすることが本当に預言者さま(祝福と平安を)を愛しているということである。

アッラーよ、私たちを、アッラーの御使い(祝福と平安を)を見習い実行できる者であるように御導き下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちを御加護下さい。あなたさまに感謝し、満足を知る者でありますように。
アッラーよ、私たちがクルアーンの教えに従う者でありますように。
アミィーン

ダウンロード:マスジド大塚金曜日礼拝ホトバ要約(2012年2月10日)

ホトバ要約.

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