イスラームの知識を学習することとその意義

2012月1月27日

あらゆる称賛は、慈悲に富み、慈悲深いアッラーの為のもの。
預言者ムハムマド、その一家及び教友たちに祝福と平安がもたらされますように。

信者たちよ、ウメール・ビン・アル・ハッタブ師(平安を)についてイマーム・アハマド師(平安を)が伝える話である。
ウメール師(平安を)は、アブー・トゥファイル・ビン・アメール師((平安を)を、マッカの知事に任命した。
或る時ウメール師(平安を)は、アブー・トゥファイル・ビン・アメール師((平安を)に、マッカの谷ではどんな人物を副知事として任命されたかと問うた。
すると、アブー・トゥファイル・ビン・アメール師((平安を)は、自分が不在の時の代理が務まる人物として、解放された奴隷の一人イブヌ・アブザーを選んだと答えた。

ウメール師(平安を)は、不在の時の代理者として解放された奴隷を選んだかとつぶやき、彼は信頼に足る指導者であり、アッラーの書クルアーンを暗記し、十分な判断を下すに足るだけの受け継がれてきた規則についての知識を有している。そして、ウメール師(平安を)は、預言者さま(祝福と平安を)が次のように述べておられると述べた。

「誠、アッラーは、その書によって或る人の位階を上げられ、また他の人の位階を下げられる。」

アブドッラー・イブン・アムル師(平安を)は、次のように伝えている。

「アッラーの御使い(祝福と平安を)が、マスジドで二つの集団に出遭った。御使い(祝福と平安を)は、両方の集団とも良いことを行ってはいるが、一方を指さし、もう一方の集団の方が勝ると言われた。指さされた集団は、アッラーに祈願し礼拝に専念していたのである。

アッラーは御望みならば祈願に応えられ、御望みでないなら応えられないものである。そして、もう一方を指さされ、その集団の人々は、イスラームの知識を学び、知識の足りない人々に教えていたのであるが、こちらの位階がより高いと言われた。私は、教える為だけに遣わされたと言いつつ、そちらの集団の方に入り座られた。」

アル・ハッサン・バスリー師(平安を)は伝えている。

「イスライル種族出身の二人の者がいた。一人は義務の礼拝の後座り続けて人々に善い話をしている。もう一人は昼間断食斎戒を行い、夜には任意の礼拝を行っていた。アッラーの御使い(祝福と平安を)は、人からどちらがより良いのかと質問され、イスラームの知識有る者は、義務の礼拝を行い、人々にイスラームと敬神の念につて教えると答えられた。彼は昼間断食斎戒し、夜礼拝に立つ人よりも多くの美点を持つ者であり、それは私があなた方普通の人よりも美点を持つのと同じことである。」

このハディースは、知識、知識を求める者たちは、美点を持つ者であることを語っている。イスラームの知識は、アッラーの御使い(祝福と平安を)を通して我々の許にもたらされた導きの光である。

ムアッド・ビン・ジャバル師(平安を)は伝えている。

「アッラーの御使い(祝福と平安を)は言われた。『知識を学びなさい。そのことはアッラーを畏れることの一つである。知識を求めることは、信仰行為の一つである。知識を求めることは、アッラーを賛美する一つの行為である。それはジハードである。知識の乏しい人に教えることは、奉仕である。学ぶべき人に知識を分かつことは、アッラーにお近づきになる行為の一つである。』」

知識とは、許されたものと許されないもの、合法なものと合法でないもの知る手立てであり、人に天国への道を示す光である。知識は、寂しい人々、仲たがいしている友、暇な人に明るい道を開き、良い時、困った時の導きとなり、敵に対抗する道具となり、そして友愛を育む価値あるものである。知識とは、そうしたものに関わりを持つものなのである。

アッラーは、或る人物を、その人物が持つ知識の故に正当な者として指導者の位置にと上げられる。そして彼には人が従い、彼の行為が真似られ、彼の意見は追随される。彼を中心とした集団を天使が見守り、天使は羽を広げで守って下される。海中の湿った、あるいは乾いたあらゆる創造物が、また、陸上に住む猛獣や家畜も、知識を持つ者、知識を求める者が赦されるようにとアッラーに祈願している。

誠、イスラームの学習は、無知を開いて心に活性を与えるものであり、暗闇の中の眼に対しては光となるものであると言うことである。知識によって、奴隷や、貧しく底辺の人々は、正当な者の地位に達し、彼らの位階は現世でも来世でも上昇する。知識について思いを馳せることは、断食斎戒と同等に価値があり、知識を学ぶことは、夜半の礼拝と同等の価値がある。

知識によって親類関係が保たれ、親類への配慮が導かれ、そして高慢であることを妨げる。知識はあらゆる行いの導き手であり、知識に従うあらゆる行いは、良い方向へと導かれる。良い人間だけが、正しい知識を得られ、あさましい人間は、正しい知識を奪われる。

アブー・ムサ師(平安を)は、預言者さま(祝福と平安を)が次のように語ったと伝えている。

「アッラーが私に授けて下さった導きと知識は、例えてみれば大地に降った雨水のようなものである。大地には肥沃な土地もありそれは雨水を吸って豊かな牧草を育てる。また一方で、不毛な土地もあるにはあるが、その土地は水を溜めることでアッラーはそれを人々に役立たせられる。人々は、それを飲みまたそれで家畜に飲ませたりする。それから雨水は他の土地にも降り注ぐ。それは全くの不毛で水も溜めず草も育たない土地である。

つまり(最初の例えは)アッラーの宗教についてよく考え、私に授けられたものをよく役立てて教えをまず知り、そしてそれを他人にも教える者の例えである。また(第二の例えは)教えを直接には役立てない者の例えである。それから(最後の例えは)私が授けられた教えを受け付けない者の例えである。」

アッラーよ、私たちを、イスラームの知識の学習に努める者であるように御導き下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちを御加護下さい。あなたさまに感謝し、満足を知る者でありますように。
アッラーよ、私たちがクルアーンの教えに従う者でありますように。私たちを祝福下さいますように。
アッラーよ、私たちを、あなたさまを何時でも顧みる善い信者の一人となるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちが正しい道を歩むように御加護下さい。私たちの信仰心を強くして下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。
アッラーよ、仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。
アミィーン

ダウンロード:マスジド大塚金曜日礼拝ホトバ要約(2012年1月27日).doc

ホトバ要約.

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