イスラーム学習の美点

2012月1月20日

あらゆる称賛は、慈悲に富み、慈悲深いアッラーの為のもの。
預言者ムハムマド、その一家及び教友たちに祝福と平安がもたらされますように。

信者たちよ、アブー・ワキッド・アッライティ(平安を)は、次のように伝えている。

「アッラーの御使い(祝福と平安を)が、人々とマスジドで座っていた時のこと、三人の者たちが入ってきた。二人は御使い(祝福と平安を)の前で立ち止まり、もう一人は通り過ぎて行った。

その二人はしばらくの間御使い(祝福と平安を)の前にたたずんでいたが、やがて一人は集まりの輪の中に席を見つけ、一人は輪の後ろに座った。そしてもう一人は見当たらなかった。アッラーの御使い(祝福と平安を)がお説教を終えると、次のように語られた。

『この三人について話をしましょう。一人はアッラーに従おうとしたので、アッラーはその者に好意を寄せ、良くして上げようとなされた。また一人はアッラーに遠慮がちであったので、アッラーはその者に好意を寄せられ慈悲により加護して上げようとなされた。その一方で、三人目はアッラーから顔を逸らせて立ち去ったので、アッラーも同様にその者より御顔を逸らせてしまわれたのです。』」

イマーム・タバラニは、高名な著書「ムアジャムル・ルサット」の中で次のように伝えている。

「名高い教友アブーフライラ(平安を)が市場を通りかかると、そこでは人々は商売で多忙であった。そこで彼は、あなたたちは間違ってはいないかと問われ、あなたたちが自分の商売に掛かりきっている間にも、マスジドでは預言者さま(祝福と平安を)が残された遺産を分かち合っていると言った。

それで、商売人たちはマスジドへと急いで駆け付けたが、何も配ってはいなかったと言って戻ってきた。
マスジドでは、或る者は礼拝に忙しく、或る者はクルアーン読唱をし、その一方で或る者は合法と非合法などイスラーム法について学んでいるところであった。

教友アブーフライラ(平安を)は、これぞまさしく預言者さま(祝福と平安を)が残された遺産であると言った。」

アナス(平安を)は、次のように伝えている。

「預言者さま(祝福と平安を)は、知識を求めて家や国を遠く離れる者は、戻るまで彼はアッラーの道の上にあると言われた。」

イスラーム学習を求める者の位階を、アッラーは高めて下される。
アッラーがアーダム(平安を)に物事の知識を授けることにより、その位階をどのように高められたのか。
アッラーは、クルアーン・雌牛章におい次のように述べておられる。

「アッラーは、アーダムに凡てのものの名を教え、次にそれらを天使たちに示され、『もし、あなたがた(の言葉)が真実なら、これらのものの名をわれに言ってみなさい。」と仰せられた。」(2章 31節)

財産は持っていないが知識のあるイスライール人を、アッラーはイスライール種族の王に据えられたことについて、アッラーは、クルアーン・雌牛章において次のように述べておられる。

「預言者は彼らに、『誠にアッラーは、タールートをあなたがたの上に、王として任命された。』と言った。彼らは言った。『彼がどうして、私たちの王になれようか。私たちこそ、彼よりも王に相応しい。また、彼は富にも恵まれていない。』 彼(預言者)は言った。『アッラーは、あなたがたの上に彼を選び、彼の知識と体力を強められた。アッラーは、御心に適う者に、王権を授けられる。アッラーは、広大無辺で 全知であられる。』」(2章 247節)

アッラーの御使い(祝福と平安を)は、次のように述べておられる。

「審判の日にアッラーは、審判の為におられ、イスライム学者に話しかけられるだろう。いかにお前が自分の人生を歩むにしても、われはそれに干渉せず、われは、知識を整え、お前がそれを自由に扱うようにし、お前が間違いを犯しても赦そうとしたではないか。」

知識は、無知や理解不足によって行われる宗教行為の実践に優る。アッラーの御使い(祝福と平安を)は、次のように述べておられる。

「知識の優越性は、崇拝行為の優越性に優る。」

アッラーは、クルアーン・抗弁する女章において次のように述べておられる。

「・・・アッラーは、お前たちの中の信仰する者や、知識を授けられた者の位階を上げられる。・・・」(58章 11節)

アッラーは、凡てを御存知であられる。信者たちよ、イスラームの学習を深めるように努めようではないか。

アッラーよ、私たちを、イスラームの知識の学習に努める者であるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちを、あなたさまを何時でも顧みる善い信者の一人となるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちが正しい道を歩むように御加護下さい。私たちの信仰心を強くして下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アミィーン

ダウンロード:マスジド大塚金曜日礼拝ホトバ要約(2012年1月20日)

ホトバ要約.

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