東日本大震災支援 報告87-88

2011年7月9日

アッサラームアライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ

支援金などにご協力いただき大変ありがとうございます。7月4日-7月5日に行ないました支援物資輸送第87-88便についてご報告いたします。

両日とも勿来市民館・みなみの森スポーツパークに夕食を届けました。調理はいわきモスクで行いました。要員はモスク駐在のコック、レイマッドさん(インド人)、東京文京区から行った浅田保雄さん(今回のリーダーで調理人)、ゴリちゃん(お名前失念、4日のみ)、池本達雄さん、池本英子さん、山崎範子の計6人です。以下の報告は市民館は池本英子、みなみの森は山崎です。

【第87便】

7月4日(月)
秋刀魚の梅干し煮・鳥の照焼・ポテトサラダ・肉団子スープ・ごはん

●勿来市民館 21名
配食はレイマッドさん、いわきモスクのラジャさんの会社の女性、池本英子さん。

私にとっては三回目になる市民会館は、以前会った方々はどうしていらっしゃるかと思いながらの炊き出しとなりました。
階段をあがって行くと、市の職員と一緒に最初に配膳台に見えた女性は、前回もお会いして話を聞いた方でした。
ご飯入れてくださいね、と容器を持参して来たのは朝食用のご飯のためでした。
既に届いていた朝食は、菓子パンと牛乳です。高齢の方の中にはパンが食べられない方もいるようです。
小学生の男の子は、今日のメニューは何?とのぞきに来ました。
市の方が声をかける前に続々と皆さん受け取りに来てくれました。
お魚!嬉しいね!お代わりしていいの!などなど。

市民会館も21名と少なくなっています。
既に遠野に移る家が決まっている方が声をかけてくださいました。奥様と犬の三人家族なので遠くても犬も一緒に暮らせる家に決めました。6部屋もある広い家だから是非遊びに来てくださいと名刺をくださいました。
人と人を結ぶことが一番と言って和の会を主催している方でした。

●みなみの森スポーツパーク 45名
配食は浅田さん、ゴリちゃん(4日のみ)、池本達雄さん、山崎範子

体育館なのでエアコンはなし、玄関先の広々とした空間で配食。テレビ・新聞コーナー、子どもの本屋おもちゃのコーナーがあります。
魚を喜んでくれる人、魚はいらいから鶏肉をその分欲しいという人、スープを要らない人、ご飯を要らない人、さまざまですが、暑さもあって皆さん食欲は落ちています。
朝の菓子パン、昼のおにぎりを、食べられないから断っているので夕食だけ、という女性もいました。
明日の夕食のリクエストをうかがうと、聞いた人すべてが「麺類が食べたい」でした。
仕事、入浴などで外出している方が多く、さみだれ式の配食、最後は10数人分を盛り付けて置いてきました。

【第88便】

7月5日(火)
冷やしうどん・かき揚と竹輪の天ぷら・五目炊き込みご飯・野菜の塩もみ

●勿来市民館 20名

市民会館に着くと、市の職員の方から朝一名の方が出られましたと伝えられました。

配食の準備をしていると昨日と同じ小学生の男の子が今日は何?とやってきました。
コックのレイマッドさんにも慣れていてサンキュー!と声をかけていました。
レイマッドさんは、部屋の方にも運ぶお手伝いをしています。

部屋では、日本間の中をダンボールのつい立てで仕切られています。その中で家族単位、高齢の女性グループ単位に分かれて楽しそうに食事をしていました。運んだついでにちょっと覘かせていただきました。皆さん今日のメニューにも美味しいわよ!と声をかけてくださいました。

食事の終わった方と市の職員に見送られて市民館を後にしました。

●みなみの森スポーツパーク 45人

冷やしうどんのメニューに大歓声でした。
大盛り、お代わりの続出に多めに持ってきたうどんが足りなくなりました。薬味の葱と茗荷ももっとたくさん刻んでくればよかったと後悔しました。
こんなメニューが昼にも食べたい、と1日1食といっていた女性が何度も言っています。
仲よくなった子どもがお代わりに来たので「おいしかった?」と聞くと、「何でもおいしいと言わないと叱られる」という返事でした。浅田さん、池本さんの首にぶら下がってなついています。
避難されている方が、駐在職員(いわき市か福島県の方?)に対して横柄な口ぶりなのがとても気になります。不満がたまっていてはけ口がないような雰囲気がありました。

皆さん、お盆やダンボールを利用して生活空間まで食事を運びます。
宮城の避難所を何ヶ所か行ったときに、入口付近に食堂のような場所(単に椅子と長テーブルを置く) を設えている場所がいくつもあり、食堂・交流スペース・外部方の訪問者のための応接空間となっていて、とてもよかった話を職員の方にしたら、「うちもそうすればよかった。福島にはそういうところはほとんどありません」ということでした。

やはり戻っていない人が多く、17人分を盛り付けて帰ってきました。

ジャパン・イスラミック・トラストでは、引き続き支援物資を募集いたします。
現在、仮設住宅へ移る方たちから下記の要望があります。郵送する場合は、「震災救援物資」と箱に明記してお送りくださいますようお願いいたします。
どうぞ皆様のご協力をお願いいたします。

  • アイロン
  • 家具調コタツ

*それぞれ50個前後

これらは中古でもかまいませんが、贈り物にふさわしいきれいな状態のものをお願いします。こちらから引き取りに伺うことはできません。マスジド大塚、またはいわきマスジドまでご持参または郵送をお願いします。

家具調コタツにつきましては、仮設住宅は狭く、通常使用するテーブルと寒い冬に必要なコタツの両方を置くスペースがありません。そこで、年間を通して使用できる家具調コタツを希望されております。

  • 布団セット費用

先日もお願いいたしましたが、布団セット500人分の要望があり、皆様にもご協力いただいておりますが、まだ500人分に達しておりません。1人分は12,500円です。一人でも多くの方にゆっくり休める布団をお贈りできるように、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。布団セット費用は下記の口座へお振込みでお願いいたします。

【支援金の振込先】

三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト

被災した方々にアッラーの助けがありますように。

ご協力くださったみなさまにアッラーの報奨がありますように。

東日本大震災支援.

Comments are closed.